経済、市場、金融、政治、芸能、旅行、外食、映画、商品に至るまで、言いたいことを書きまくる。連日更新。古いのも時おり更新、チェックら!but 激しさを増す演劇活動はリンクから「経済とH」へGO。

高尾山へ

6/8前から行きたかった高尾山。そして、高尾山の近くに住むリスナーの井川さんとも会って様子を知りたかった事もあった。そこで、3月に幹事を上井拓也クンに頼み、6月のスケジュールを伝え、いろいろとアレンジしてもらった。人数があまり多くなるのも嫌なので10名程度。で、集まって高尾山に行ったのだ。梅雨の時期なのに、かんかん照りでもなく、もちろん雨も降らず最高の天気。集合は京王線 高尾山口駅に10時30分。高さ599メートルの高尾山の中腹まではケーブルカー(料金往復で900円)。山頂までは1号路を歩いて行きました。1200年前に開山された高尾山の歴史と日本の歴史も感じながら山頂へ。下山は4号路で吊り橋などもあって緑の中を歩きます。新宿から1時間程度でつく高尾山の人気がよく分かります。帰りはリフトでおりました。こりゃいいですね。20分の空中散歩。最高です。その後、場所を高嶋不動尊へ。駅前の居酒屋さん(天狗)で2時40分ごろから酒盛りしました。18時くらいに時間でーす!となり、、、高嶋不動へお参り。あじさい祭りも行われていい感じ。いいところだな。家のそばにこんな素敵な場所がある日野市の人は幸せ〜だと思った。その後、井川さんちで家のみ。元日刊スポーツの荒牧さんは京都から参加してくれたから帰ったけれど。真っ先に行きたいと参加希望一番のりだったのは劇団昴の渡辺君。初対面の井川君の家まで来たよ。面白い奴だな〜。。そんな状況ではあったが、午後9時過ぎに僕は帰還。ああ、疲れた。楽しかった。当日デジカメを忘れてしまい自分は一枚も撮ってない。ここにある画像は他の参加者が撮影したもの。

本田頼むぞ〜

6/4

国立での結婚式

6/1

歌舞伎座と文明堂と中川右介さん

5/28

民主党の苦悩と帝国ホテルから見た皇居

5/24

為政者を前にして

5/23

世界一の料理

5/3

善光寺参り

5/2

六本木ヒルズ10周年パーチー

4/26

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

4/24
 朝はいつものラジオ。その後でローマの本を読む。1時間ほど寝たあと、起きてコーヒー。資料に目を通して単行本の原稿。そして、雑誌の取材も受けた。そうして夕方になった。天気予報では、夜に雨が降るということだったのだけれど、午後には雨が降って、すでにあがっていたので、大丈夫だろうと思って傘を持たずにでかけた。6時をいくらか過ぎたころ、三軒茶屋から田園都市線に乗った。実は、25日に六本木ヒルズでパーティがあるので明日のN響のサントリー定期を振替してもらったのだ。電車は渋谷につくと、そこでいつものように少し停車した。そこから田園都市線は半蔵門線という名前になる。まあ、渋谷の駅にいる間は、どちらでもあるのか、どちらでもないのか分からない。いづれにせよ、乗務員が交代する間、乗客は待つのだ。Oricon_2023800_1_s.jpg
 発車を待っている時に、ネズミ色の背広をきた50歳前後の疲れたサラリーマンが乗ってきた。ネクタイや靴以上にお疲れモードの顔。僕の隣が空いていたので座るとよれよれの鞄から紺色のビニール袋を出した。僕も20代の時には毎日銀行に通い、東京にいるときは朝は満員電車、夜は疲労困憊だったなあと思い出した。それをこの紳士は50歳まで続けているのだ。家族もいるだろう。責任もあるだろう。僕もきっとこの人だって毎日の生活の中で、人間的なものを自然とどんどんはぎ取られ抜け殻のようになっていく。そういうものだ。昨日また誕生日を迎えた。そういったことをもはや否定するつもりもない。
 この紳士を意識の中に入れることができたのは、急いで家を出てきたので、腕時計を忘れていたからだ。N響のコンサートは7時からだ。時間が気になった。もう6時30分は過ぎているはずだ。それだから、ホームを観て、時間の情報はどこかにないかと思ってきょろきょろしていたためだ。そうして、その人が目に入ってきたのだ。ホームのデジタル表示の時計でコンサートの時間には十分間に合うことを確認すると、僕は目を落とす。
 僕は村上春樹の新しい小説で久しぶりにフィンランドにいる。主人公のつくるとクロの再会する場面に戻って行った。残りのページも少なくあと数十ページ。自分の人生を反芻するように世界に戻ろうとした瞬間。
 隣に座ったお疲れモードのサラリーマンが紺色の袋からそれを取り出した。紺色の袋は紀伊国屋の袋だった。そこからピカピカの本が出てきて、表紙を観て、帯を読んで、そしてゆっくりと開いた。本の扉を観ている。で、少し大きめのため息をついた。同じ小説だった。
 何か不思議。さすが100万部。で、このちょっとお疲れモードの紳士も、もうすぐ僕がいま読んでいる小説の世界に飛び込んでいくんだと思ったら何かうれしくなってしまった。 何でそう思ったのかは分からない。
 そして、こんなことするの初めてだけど、ためらいもなく横を向いて声をかけてしまったのだ。
 「面白いですよ」
 その紳士は驚いた顔をして僕の顔をみた。僕は今読んでいる本を少し持ち上げて、その紳士の視界の中にいれた。そしたら、「ああ」といって紳士は笑顔になった。半蔵門繊になった電車は走り出した。
 隣の表参道の駅で降りる時に、その紳士のことをちょっと観たら、もう最初のページは読み終わっていた。疲れた紳士は村上春樹の世界で人間を取り戻しつつあった。
 僕はもっと嬉しくなった。
 コンサートを終えて、僕は来た行程を逆に戻り、スポーツジムにいって、いつものように泳いだ。雨は天気予報通りに降ってきた。100メートル×10本。泳いでいる時に、本はロッカーの中にあったが、頭にそれは残っていて、例えば、つくるは、もっときれいに泳ぐんだろうなあと思ったりした。そして、僕もフィンランドで同じような経験をしたことを思い出した。ヘルシンキの隣の小さな駅で、5月の夜が深く押し寄せる時間に、ひとり30分以上も時間を過ごしたことを思い出した。小説でつくるは、駅を愛している。いや駅の光景を愛している。
 プールからでると、雨は強く降っていて、僕は本だけはぬれないようにと必死にビニール袋の中にいれ、びしょびしょになりながら家へ帰った。
 なんかごきげんなまま、一日が終わり、誕生日にあけた、美味しめのシャブリの残りをグラスに入れて飲んだ。
翌日、朝10時15分頃。リストの無名なピアノ曲をBGMに最後の19節を読み終えた。僕は「巡礼の年」はもっていない。ラザールベルマンもアルフレッドブレンデルも、生演奏を聴いたことがあるのだけれど。

友人の結婚式で感じたこと

4/20

動乱のインテリジェンス

4/12

逗子、有栖川公園、渋谷。

4/6

3年ぶりの歌舞伎座

4/4

浦和学院 感動をありがとう!

4/3 小雨まじりの今朝の関東地方。

水谷八重子の挑戦

3/28

最終回の収録

3/27

松島の先に見たもの

3/25

秋保へ

3/24





埼玉県民の心意気

3/2
739290719.jpg 浦和に住むある医師が浦和を演劇の街にしたいというシンポジウムを開くので、佐藤さん協力してくれないか?20年、番組でお世話になっている大野勢太郎さんから電話があったのは1月の初め。二つ返事でOKをするのはもちろんした。
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 大野さんが言うのだから間違いないはずだからだ。大野さんの力で元日本サッカー協会会長の犬飼さんや、蜷川幸雄さんの芝居を作り続ける彩の国さいたま芸術劇場の館長の加藤さんなどもパネリストに迎え、浦和市民会館→さいたま市民会館うらわで開催。
 大野さんの司会でシンポジウムは開催。読売新聞や地元ケーブルテレビの取材なども入った。
 しかし、冷静に考えてみると、演劇を浦和に根付かせたいといってもその土壌がないのだから、そう簡単にはいかない。浦和がサッカーの街になるのには百年の歴史がある。土壌を耕さなくてはならない。この医師は私財を投げ打って演劇のタネをまく覚悟があるのだろうか?。もし、あるのなら、経済的な協力はできないが自分の持てる力をもっていろいろと協力はするつもり。
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シンポジウムが終わった後、モーニングリポートのリスナーさんが聞きにきてくれていて何人かの人と写真を撮る。これ以外にもあったんだけれど、ネットとかに載っていたら教えて欲しい。
 そのあと、大野さんに連れて行って頂いて浦和のおいしい焼肉屋さんで肉。肉。肉。ああ、旨かった〜!
 ただ最近旨いもの食い過ぎで体重が↑、飯の食い方の自分ルールが崩れてしまった。早く元の食生活に戻して体重を落とさないと。
 ごちそうさまでした。今日はこの仕事の前に、渋谷で山田洋次監督の「東京家族」を鑑賞。とてもいい映画だったのでそちらも大満足。詳しい感想は http://palove.blog.shinobi.jp/

鶴見から消えて行く名店

2/27
 549817_237313596406080_1368324376_n.jpg 大学時代の友人のひとり、佐藤巌は横浜鶴見で幼児教育を行なっている。幼稚舍から慶応だけあって、旨いものは何かもちゃんと知っている。なぜか大学時代仲良くしていた男だ。
 渋谷のおしゃれなカフェや遊び場を教えてもらったりした。大学を卒業して20年以上たって、ネット環境が日常に広がって、小学校時代から大学時代までの学生時代の旧友と次々と再開している。そのひとり。これは僕らの上の世代にはない楽しみだね。特に、ツイッターやフェイスブックの空間が広がってどんどん結びつきも広がっている。
553137_237313796406060_667738834_n.jpg 新しい出会いもあって面白いね。
で、巌君は、時々、旨いものを食わないか?と誘ってくれる。
 前から、巌君の住む、京浜東北線の川崎駅の隣の駅、鶴見の駅前にある中華に誘っていてくれたらしい。
 すっかり忘れていた。
 その中華の店が駅前再開発で3月3日で閉店ということなんで、空いている日には無いか?と言われて出したらこの日になった。で、出かけたわけ。
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巌君のご母堂や、巌君の下で働いている人などなどの面子で中華の饗宴を楽しんだ。
 「翠華楼」という店はきっと50年くらいはやってる店。日本はとてもグルマンだから、日本で生き残る店はどんな店でも洗練されて行く。北京ダックも、ふかひれスープから、唐揚げまで日本で食べる方がおいしい。もうひとつ都市をあげるとしたらパリ。パリはフランス料理はもちろんだけれども、アフリカ料理も、ベトナム料理も、韓国料理も、日本料理さえ旨いのだ。
 557872_237321756405264_933993290_n.jpgこの店で食べたものは、今年の初め北京で食べた中華料理よりも圧倒的に旨かった。日本人の舌にあっているということではない。絶対的に旨いのだ。
 食は文化である。駅前再開発ということなのかもしれないが、こういう名店が無くなるのは残念だ。
 でも、ここで食べたことは、何十年も覚えているだろう。
 どんなメニューが出たかは、フェイスブックに画像を載せたから良ければ見てください。

イタリアの空の下で読んだ本。

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 今回の南イタリア旅行中に読んだ本、2冊2011年に一緒に芝居をした立川談四楼師匠の「談志が死んだ」そして、青春小説「くちびるに歌を」。
419285_237405073063599_68702885_n.jpg 僕は20代の終わりにもナポリに来た。それは、これから始まる30代に対してスゴく不安があった時だった。銀行を辞めて勤めた金融誌の記者の仕事もなげうって国連ボランティアに参加していた。ジュネーブの国連高等難民弁務官事務所。そこから、週末は旅に出た。フランス、シャモニーの山で読み始めたのが、島田雅彦の「夢使い」。廻りでは、スキーで滑降して行く人がいる。その横で僕は「夢使い」を音読し始めた。全く変な男である。
226860_237405149730258_609626126_n.jpg10年後にこの作者と一緒に本を出すことになる。僕はなぜかこの人と出会うだろうと思ったものだ。読み始めたのは1991年3月23日午後1時30分ごろだった。そして、週末の南イタリア旅行のお供にして初めてのナポリ、カプリ島でも読み進め、3月30日の午後8時15分。ソレントのカフェで読み終えたと記してある。20年ぶりに「夢使い」を開いてみたので分かった。写真にも撮ってみた。
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旅と観光、と旅が旅だけでないということについて、そして、本。
 日本人の観光旅行は旅を観光旅行だけと思っているかもしれないが、旅はいろんな側面がある。この前出した本のしめくくりに書いたけれども。団体旅行で出かければ、ツアーメイトとの短いが新しい出会いと別れがある。それぞれには、例えば、これから人生を共にしていくパートナーとの記念旅行だったり、まもなくこの世から去る人にとってこの世との離別の旅行だったり、いがみ合っていた夫婦の和解の旅行だったり、いろんな意味合いがある。そして、僕は本も持って行く。今回、お供してくれたのはこの2冊。
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 僕はアルベロベッロのトゥウリを見ながらあの見事に禿げた談四楼師匠のことを思い出しながら、実はちょいと涙した。この本を読むとこの噺家から人間の本質がみえてくるからだ。いい意味で枯れた文章だ。そこには、カッコつけた装飾にまみれた文章と違う文字がストレートに綴られていた。でも人間の思いがにじみ出た、それは天才談志とそれにまつわる談四楼師匠や、思い半ばで倒れて行った無名の噺家へのはなむけだったりする本だった。
 もう一冊は青春時代の淡い思い出をふわっと思い出させてくれる本だった。帰りのフライトでは、ほとんど見たい映画もないので読み進めた。長崎の五島列島での話なのだが、今回の旅行で出会った人が長崎の人だっただけに何かとっても嬉しい物語だった。
 20代終わりの初めてのナポリへの旅が「夢使い」の思い出と共に残っているのと同時に、今回の南イタリアの旅は「談志が死んだ」の思い出とともに残るだろう。
 こういうのを読むと、また台本を書きたい。歌を作曲したい。小説も書いてみたいと思うのであります。
  

チャオ、イタリア!

2/19
 旅はシチリア島から、フェリーでイタリア本島に戻り、アルベロベッロへ。そこが旅の目的地。2泊した。
ツアーの予定は、残りふたつの世界遺産を見て終わり。アルベロベッロとサッシで有名なマテーラ。
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 今回の旅で面白かったのはやっぱりイタリアの人たちだった。イタリアの人たちの作るあの独特な空気。流れる空気は行かなくちゃ分からない。そこに浸るためにはイタリアに一歩踏み出さなくちゃいけない。バスの中にいて、観光スポットで降りて、写真を撮るだけじゃ何も伝わって来ないから。
 ポタジーノの展望台のみやげ物売り場のおばさん、パレルモの英語の上手なガイドさん、トイレ休憩で立寄ったバールのちょっと可愛い女の子。彼女はどんな写真になったのか見せて!と写真チェックした。それがこれ。パレルモでは洗濯物を必死に干すおばさんもいた。他にもいろんな人々…。俺に言わせりゃこれがイタリアなのだ。
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 またイタリアに来ると思う。
もっといろんな人を見たい。出会いたい。いや行ってない場所だってあるじゃないか。チンクエッレ、サンジャルミーノ、シエナ、コモ、ガゼルタ。ローマもミラノもボローニャにもまた訪れたい。でも行き場所なんかどうでもいいのだ。どこでもいいから、イタリアの空気に浸りたいだけなんだ。なぜって、ほら、俺こんなに笑顔なんだもん。
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 最後に驚いたこと。南イタリアは風力発電だらけ。美しい景観はどでかい羽だらけ。いや、太陽光パネルも至る所におかれていた。景観を損ねるって言う人もいるだろうけれど、あの人柄は変わらない。危険なエネルギーに頼るより心の底から笑顔でいられるエネルギーの方がいいと考えたのなら、それはイタリア人らしい発想だと思った。

旅先で友人に出会う。

2/18
521338_233893423414764_1509621241_n.jpg 旅も終盤である。南イタリアのパック旅行に自分なりの思いでを作ろうと、5時前に早起きして5時25分アルベロベッロ発の私鉄に乗って90分。朝陽を見ながらついたのはブーリア州の州都、バーリ。560252_233874013416705_481551935_n.jpg このちょいとした小旅行のために、電車の時間を調べたり、駅への道を調べたり、「球地の歩き方」とにらめっこしたり。有名観光地もいいが、こういうほとんど観光客のこないイタリアの生の生活が垣間みれる場所を見て歩くのは面白い。7時前について、カフェでお茶して歩き始めた。街の人たちが誇りにしているサンニコラ教会と古い街並、旧市街を散策するというわけ。この教会はサンタクロースと関係のある教会らしいのだが、ま、地図を見ながら歩いていたら州都だけに立派な劇場があった。
 さて、どんなものをやってる劇場なのだろうと近づいてみるとオペラやバレエ、コンサートなどなかなかいいものをやっている。で、もっと近寄ってみると、KRIEF の名前が。それも演出欄。間違いない、オペラ「リゴレット」の演出。それは友人の名前だった。声に出したよ、「おいこんなところで奇遇だな〜」。
542674_233874646749975_1448770316_n.jpg285257_233874943416612_18874941_n.jpgこの弟と同じ銀行に勤めていたことがあって、今でも何年に1回は会ったりする仲だし、音楽が好きだということで、自然とこの演出家のクリフとも友だちになった。東京でもサントリーホールの「トゥーラントッド」の演出や、新国立劇場での「影のない女」の演出もした男である。東京でも会っている。
482461_233893880081385_638256881_n.jpg 桜の季節に来たので、桜の美しさを絶賛していた。日本にいる間に日本酒が好きになったとも言っていた。
20年くらい前に、そうパリでフェルメールの展覧会に行こうと誘われて、作品を情熱を込めて解説するのも面白かった。そんなクリフの名前を見たのでいろいろと思い出してしまった。ここで働いているんだと思うと不思議で。街中をまさかそんなパリやニューヨーク、東京でのことを思い出しながら歩くとは…。
 その上、サンニコラ教会は何でここに日本人が来ないのか?と思うほど素晴らしいものだった。
パックツアーの気軽さを利用しながら、こんな個人的な思いに綴られた旅行にすることもできるのだ。ちょっと冒険すれば。

旅先の観光なんて大したこと無いと思ったらその旅行は成功!

2/16
525729_233889750081798_2055834739_n.jpg 旅はどこに行くかでなくて誰と行くかだ、と思う。でもね、僕が前の本でも書いたけれども、親友とか仲良くなりかけの友だちとかと行くと大抵は失敗する。友情を保っておきたいと思う人とは行かないのが無難。24時間数日間も一緒にいれば、ましてや部屋まで同じ部屋だと見なくていい部分まで見てしまう。見せてしまう。
 旅が終わると、せっかくいい感じだった距離感も微妙に変わることが多い。
 逆に、だからこそ、例えば、この人と結婚しようかと思う様な人と10日間くらいの旅行をするのはいいものである。24時間数日間一緒にいれば、いままで見えなかった部分も自ずと見えてくるからである。
 ツアーで出かけると、いろんな人がいて、そのいろいろの人たちの人間性や人間関係も3日とか4日でバレる。この人はダメだ。好きでないとなったら微妙な距離感を保つようにしている。逆に毎日のように一緒にテーブルを囲み食事をとるようになる人もいる。
 そして、この旅行に来たのはこの人と出会うためだったのだみたいなこともある。不思議だがそういうものである。旅はどこに行くかでなく誰と出会うかだ。それもまた真実なのである。
 旅先の風景を写真に収めて良かった良かったと思う旅はそこそこのものでしかないものなのだ。
 
旅自体は楽しかったのに、観光自体は大したことなかったなと思えたらその旅行は成功である。
 
 モロッコの旅も、今回の南イタリアの旅も面白い人、いろんなことを学ばせてくれる人と出会った。
 特に南イタリアの旅ではこの長崎の人の印象が強烈だ。
 イタリアに来ているのだが、聞く言葉の半分以上が長崎弁だったような。
 「ここ、とっとと」とか、言わされたりして。それを喜んだりして。
 呉服屋さんの経営者と、理科大の教授の義兄弟は実の兄妹でもある。
 だれがどうだかとか、みたら分かるよね。
 大病後の旅行だったようで、元気になった旅行できる悦びを噛み締めながら旅行していた。
 周りの人に優しくしていたし、みんなのいいところを見る様にしていた。大人だなあと思った次第。
 手術のあとを僕に見せたりするのだが、いやホントに。 
 生きる悦びを感じつつワインをがぶ飲みしていたなあ。わけてももらった。
 その奥さんは、最近増えている貧しいアフリカからやってきた不法滞在者の生きる糧である。みやげ物売りを何か卑しいものとして侮蔑する様な態度もせずに、少し値切って買って上げていた。この褐色の青年はホントに喜んでいた。6日目にして一緒に写真撮りましょうという関係になったのだ。
 福砂屋のカステラも東京のでなく、長崎のが美味しいのだと結構繰り返し行っていた。
 旨い焼酎は水で割らない人でもあった。

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Appendix

佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
 仕事の依頼
 佐藤治彦に対する仕事の依頼は、佐藤治彦まで直接ご連絡頂ければ対応いたします。連絡方法は、Facebookの佐藤治彦個人のページからメールで送って頂くのが一番だと思います。もしくは、Twitterを通して連絡を頂ければこちらから連絡します。
 また、マネージャーなどが入った方がいい場合やなかなか連絡が取れない時などは、CAST+ キャスト+ 東京都港区赤坂 6-4-19-5F 電話03-3589-8011(担当田嶋)までご連絡いただいても構いません。ただし、予算が限られている時には直接僕に連絡下さった方がいいと思います。



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