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受け入れられないこと ある不遜な人について

7/7
 この前に見た芝居が好きな作品ではなかった。正確にいうと嫌な作品を見てしまったと思うのです。黒いものを作品から感じてしまいました。この作品は演劇界では20年ほど前はとても高い評価を得ていた人の作品で再演ものです。大震災の後なので、それを取り込んで書き直した部分もあったようです。それがとても薄っぺらく感じられて、見ていてスゴく嫌だったのです。bourla5.jpg
大震災と原発の問題をこんなに陳腐に作品に取り込んでしまうのかと思ったのです。もちろん面白い、素晴らしいと思う人もいるでしょう。それはそれでいいことです。ただ、僕はそう思えなかった。それだけのことです。
 観客はチケットを手に入れ、時間を使い、交通費を払って劇場に足を運ぶのです。僕に取っては俳優達は熱演でしたし挿入される音楽もいい、それがそう感じた作品だったので、いろんな良い面が全部帳消しになって不愉快になってしまいました。客入りも多くの空席があり、僕の感性では、ガラガラと言えるものだったので、僕はネット上で「ガラガラの客席」という表現も使って感想を述べました。作品自体の感想は僕の観劇感想ブログで別に述べるのでこれ以上は書きませんが、その作者を名乗るひとから「嘘はやめてください」とこのブログにメールが来ました。大変驚きました。本人かどうか分かりませんから、本人にメールをしてみましたが返信がありません。539758i.jpeg
 ウソはやめて下さいというメールの中身は、当日は75%の入りだった、ガラガラではない。ウソをつくなということです。そして、余談ですがと続けながら、作品の質と客の入りは結びつかないとの内容です。演劇界を代表する偉い人の名前でメールがきてびっくりしました。僕は思ったものです。作品に感じた薄っぺらさはやはり正確だった。こんなメールを送ってよこしたのだとしたら、と思ったのです。僕に取っては75%の入りはガラガラを意味します。特に僕の前の前の座席は客の入りが悪かったのです。主催者側が客席を埋めるためにいろんな工夫をしているのも知っています。そして、ある観客がその客席をガラガラと思ったと、作品もいいとは思わなかった。それだけのこと。そして、そう思わしたこと、そういう感想をネットに書かれたことも、作家であれば想像し受け入れなくてはいけないのだと思うのです。
 もっとも、僕にとっては、客席がガラガラなことはどうでもいいことです。作品が面白いかどうかは客席の入りとは関係ありません。そこだけは、このメールの人と同意見です。しかし、この作品は僕はノーです。それだけのことです。
 最近は演劇の客の入りがどこもかしこもよくない。だからガラガラの劇場ばかりです。しかし、空席の目立つ芝居だけれども素晴らしい作品は存在します。僕はそういう作品に出会うと空席が哀しくなり、思い切り拍手をし、面白いよと呟くし、時にはチケットを買って若い観客に配ったりもします。
 この作品は応援したくなる様な作品ではなかった。ガラガラな客席と同じように作品も空虚だったと思った。しつこいようですが、僕にとってはガラガラと思ったことはどうでもいいことです。ただ、作品がつまらない面白いということ以上に、嫌な作品だったということなのです。
 僕は自分でも芝居をうちます。暖かい感想を持って下さる方もいますが、時には僕に取っては全く頓珍漢な感想を述べたり、事実を歪曲したりの感想を書かれる方もおられます。ネット上に書かれることも少なくありません。僕は表現者としてそのような感想も全部受け入れたいと思います。精神的にもギリギリガリガリきますが受け入れます。なぜなら、そのような感想を書かせてしまったことは表現者としての僕の責任だからです。お金と時間といろんな思いをもって劇場にわざわざ足を運んで下さった観客にそのような感想を書かせてしまったことは僕の責任です。暖かい感想も感謝するけれども、そうでないものも受け入れています。僕のような初心者でもそうなんですけど、それが当たり前のことだと演劇界の先輩から仕込まれました。
 僕はかつての大スターである、この人の関わる作品をまた見ることがあるのだろうかと思ってしまった。10年ほど前には演劇界の憧れの人だった人に劇場で僕はサインを頂けますかとお願いしたら、サインはしません。握手してあげましょうか?といわれびっくりしたことがあります。丁寧にお断りしました。ぼくは今回のこともあって、ちょっと不遜な人だなあと思ってしまいました。
 もう一度申し上げますが、このメールの発信者が本人かどうかは分かりませんが、相当つまらない男だなと思った次第です。
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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
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