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談志のことば

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41H3vg.jpg 下町ダニーローズの稽古が始まっているらしい。昨年の秋、立川志らくさんに頼まれて出た舞台である。再演であるが今回は呼ばれなかった。1/3くらいは呼ばれなかったのかな?ちょっと残念。いろいろと志らくさんの思うところがあるのだろう。
 芝居は作る側も出る側も大変だし、キャスティングされないこと自体はいいのだが、志らくさんは普段も面白いのだ。何しろ自分が話題にしたいことを話す。特に映画。志らくさんはキネマ旬報の読者投票でも高く評価されている人なので同じに扱うのは失礼だと思うが、ハリウッド映画の好みが似てる。そういう話を芝居の稽古の時に話すのが楽しかった。「イースターパレード」フレッドアステア、ジュディガーランドの名作である。冒頭の靴磨きのシーンから楽しい。でも後ろを歩いているエキストラが使い回し過ぎですよね。アステアは品が良くて好きだとか、フレッドアステアの最後のミュージカル映画は知ってますか?「フィニアンの虹」という映画で、それが「ゴッドファーザー」のフランシスコッポラの監督デビュー作で、大失敗作と言われているブロードウェイミュージカルだが、名曲が入っていると言ったことを話せる人も他にいない。コッポラはこの映画の失敗のおかげで「ゴッドファーザー」の監督が決まるまで結構揉めたという話も他にできない。その「フィニアンの虹」に出ている、ペトラクラークという女優はイギリスの名歌手で、イギリスなまりの素敵な歌声を僕はぜひとも生で聞いてみたいと思っているが日本では無名。他に出ている映画は「チップス先生さようなら」。他にやはりイギリスのボードヴィリアンあがりのトミースティールという俳優が出ていて、市川幸四郎の出世作「心をつなぐ6ペンス」のロンドン、ニューヨーク、および映画版の主役で60年代を感じさせる芸人。そのトミースティールが新宿のコマ劇場で1ヶ月間も「雨に唄えば」の公演をやってくれて、自分は2等席で2回観に行って、楽屋で出まちをして、サインももらったという話も他にはできない。映画の「雨に唄えば」なら、やっぱドナルドオコーナーですよね!などと話せる人も他にいない。だから、芝居に出られないというよりも志らくさんに会って話せないのが残念という感じ。ということで、その虚無感を埋めるために読んでみた。
 一気に(だいたい90分くらい)読めるので立ち読みでも読破可能なくらいである。立川談志さんとのことを書いているのだが、談志さんを通して自らのことを語っている本でもある。僕は読みながら微笑んでしまった。志らくさんらしいなあ。そして、僕は心の中で志らくさんに言った。「ショウほど素敵な商売はない」を僕はそこまで評価してなかったので今度また観てみます。
 立川談志さん。僕はその高座を何回か拝見している。昨年末亡くなった内藤陳さんが連れて行ってくれた「美弥」という有楽町のバーがある。談志さんの行きつけのバーである。「佐藤、お前俺のボトル飲んでいいから、時々来なよ」と言われて何回か通っているうちに、元々空に近かった陳さんの名前のボトルを自分の金で入れることになった(^^)。しばらくすると、ご主人から、談志さんの落語の会に行かないかといわれ、チケットを何回か廻してもらったことがある。
 会が終わると打ち上げにも参加させて頂いて、遠くから談志さんと毒蝮さんや玉置宏さん、元フジテレビの山中秀樹さんとの会話に聞き耳を立てていた。遠くからであるが。もう「美弥」にも10年くらい行ってない。
 内藤陳さんの名前で入ってるボトル。さすがにないんだろうな?
 最後に談志さんを拝見したのは2009年9月。吉祥寺の前進座劇場であった。

 上述した様に不思議な縁で、去年志らくさんの芝居に出た。で、思った。天才って孤独なんだな。孤独に耐えられないと何かを産み出せないな。落語ファン、談志ファン、志らくファンであれば、ホントに一気に読めるので、先ずは本屋で立ち読みをしてみましょう。脚がつらくなければ一気に読めちゃいます。財布の余裕があったら買っちゃいましょう。友だちにあげても喜ばれると思います。1300円に税。高くないです。
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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
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 佐藤治彦に対する仕事の依頼は、佐藤治彦まで直接ご連絡頂ければ対応いたします。連絡方法は、Facebookの佐藤治彦個人のページからメールで送って頂くのが一番だと思います。もしくは、Twitterを通して連絡を頂ければこちらから連絡します。
 また、マネージャーなどが入った方がいい場合やなかなか連絡が取れない時などは、CAST+ キャスト+ 東京都港区赤坂 6-4-19-5F 電話03-3589-8011(担当田嶋)までご連絡いただいても構いません。ただし、予算が限られている時には直接僕に連絡下さった方がいいと思います。



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