経済、市場、金融、政治、芸能、旅行、外食、映画、商品に至るまで、言いたいことを書きまくる。連日更新。古いのも時おり更新、チェックら!but 激しさを増す演劇活動はリンクから「経済とH」へGO。

これが問題の記事

11/11
 テレビのワイドショーやバラエティ番組にも出演する家族問題評論家の池内ひろ美さんが僕が作演出をやってる劇団「経済とH」の公演に出演することになった。

 11月の公演は短編を持ち寄っての合同公演。
 11月の公演はいつもと違って、8つの劇団が短編を持ち寄って公演する合同公演である。25分の短編を上演するのだが、それに出るというわけだ。僕は名前ばかりのプロデューサー補。元々は今のプロデューサーである松枝君(アロッタファジャイナという劇団の主宰であるが、元日銀マンという異例の経歴の持ち主)と一緒に始めたのだが、松枝君の思いが強いので、松枝君に全て任せることにして、自分は作品作りに専念することにしたのだ。

 池内さんが出ることになった経緯
 池内さんが夏に僕のやってるホームパーティにやって来て、芝居に出してくれと言った。
 次回作は上手い役者とだけやりたいなあと思っていたのだが、女優は足りないし、厳しい稽古や出演条件を提示しても全部呑んでくれた。僕も芝居を始めたときには年齢が高いので演劇をやる場所を探すのに苦労した。あげくの果てに自分で公演をうつようになったわけで、池内さんの気持ちがわからないわけではない。
 で、出てもらうことにした。
 池内さんはメディアの人達との付き合いも豊富でいろんなメディアに自分が小劇場の芝居にでることを話したらしい。やりたいことができて嬉しかったのかな?。どうも記事にして欲しかったんだろうと僕は想像している。

 池内さん取材される!
 10月に夕刊フジが池内さんの演劇への挑戦を取材したいと言ってるけれどもいい?と聞かれたので、どうぞ!と答えた。そして、稽古場の写真撮影をさせてくれというので、それもOKした。僕への取材はないの?と聞くとないという。前に夕刊フジ(産經新聞だからね。夕刊フジは)に2本連載もしたこともあり僕自身も知らないわけではないので、オレには全く取材なしかよ~と思ったけれど、それはメディアとしての価値があるかの問題だから仕方がない。池内さんは、他にも取材を受けるかもしれないとのことだったので、池内さん用に簡単なプレスリリースを書いて渡して、何かあったらどうぞ使って下さいとした。
 
 「日本の問題」のプロデューサーに夕刊フジの経緯を報告し、写真撮影でカメラマンが来る日程も報告した。僕に任せるとのことだった。





 そうしてでた記事が上記のものだ。この記事の横にはマドンナの記事も載ってるが池内さんの方が扱いがでかい。僕が最初に小劇場の公演に出たのは1999年だったのだが、そのときにスポーツ新聞がカラー写真入りで取材してくれたが、記事の大きさは4分の1くらいだったな。
 
 異例な大きな扱いの記事

 しかし、この記事でかい。実は12月に、ある有名女優が小劇場に初出演するということで売り込みをかけた劇団があるのだが記事ならない。小劇場の公演がこんな大きさで記事なることはない。これはあくまでも池内ひろ美効果である。僕がやった公演で記事なったのはSPA!や東京スポーツがあるが、こんなに大きくはない。小劇場の公演としては異例のことだ。夕刊フジ、野田秀樹さんの芝居の公演でさえこんなに大きく載るかなあ?と思うくらいにでかい。

 記事を読んでもらうと分かるように、池内さんが50才にして女優に挑戦する!ということが記事の趣旨で、池内さんが出る芝居は「日本の問題」の中の経済とHの「金魚の行方」という僕の書いた作品であること、その公演の情報をそこに載せてもらっているという次第。記事の内容には間違いはない。あるとすると「ひたすらエロスを!」とあるが、「ひたすら」とは言ってない。でも、ラブシーンではちゃんと気持ちを入れて相手と抱き合わないとダメ!エロの気持ちでとは言った。当たり前である。で、関連して、見出しに、大胆ラブシーンも!とある。ラブシーンを売り物にした芝居ではない。それに大胆かどうかは、見た人にご判断頂きたい。僕は舞台で、エロシーンに関しては物凄いものを山ほど見て来たが、自分の今までやった芝居でももっとエロなシーンは山ほどあった。まあ夕刊紙の芸能欄だからと。この見出しがつくことで、編集部側は少しでも多くの読者の方に関心をもってもらって観客のひとりになってもらえればいいだろうと思ってつけたのだと推測する。

 何しろ異例な扱いであることは間違いないのだ。その大きさには驚いた。池内さんすごいな、と。
 
 哀しいかな、僕は取材対象ではないので、全く取材も、それも電話取材さえもされないから、もちろん原稿確認もしていないのである。できるわけもない。だからいつ記事が出るのかもしらなかったし、記事が出たのを知ったのも人づてである。


 夕刊フジのサイト版、ZAKZAKのつけたタイトル
 
 こうして、産經新聞社の夕刊フジの芸能欄トップにでかでかと記事が出たのだが、夕刊フジにはZAKZAKというサイトがあって本誌の記事がアップされる。記事内容は本誌と同じだが、そのタイトルは編集部とは、また別のところが決めるらしい。そのタイトルは、池内さんがAV女優にでもデビューするようなタイトルである。「美人コンサルが挑む“超熟エロシーン”!ただ今“下半身”特訓中」なのだ。大胆ラブシーン→超熟エロシーンとなり、それに加えて「下半身」特訓中とついた。
 まあ記事を多くの人達に読んでもらいたい、クリックしてもらいたいからつけたタイトルなのであろうが、ちょっと参ったというのが正直な感想。もちろん不愉快である。ちなみに下半身特訓中とは、腹筋を鍛えて声が出るようにしてくれという僕の厳命を池内さんが挑戦しているということであって、決してあそこを特訓しているわけではないし、特訓しないだろ普通!というわけ。
 まあ思わせぶりなタイトルである。困ったものだなあと思ったものの、本文は池内さんが50才で女優に挑戦するという元の記事と同じわけで、ちゃんと読んでさえくれれば嫌な感じでもないとも思った。
 で、僕はそれを日本の問題の公式ツイート上で報告した。そして、記事を読んだプロデューサーの松枝君がツイート上で怒ったのである。朝、起きてみたら山ほど怒りのツイート発言があり、僕もそれに反論した。

 
 編集部に申し入れをする

 松枝君の怒りは理解できる。懸命になってやってる芝居全体がエロを売り物にする芝居と思われたらたまらない。そういう団体が混ざっていると思われるのもたまらないというわけだろう。
 僕もzakzakのタイトルはないよなと思う立場である。
 松枝は、取材を受けたのは経済とHで責任は佐藤にあるのだから、編集部に抗議して、記事を削除させろという。
 公演を成功させようと懸命なのである。言い方はおいおいというものだが、プロデューサーが追い込まれて余裕がなくなるのは、何回も自分自身が経験している。
 少し調べてみるとサイト上のタイトルは編集部の権限ではないというし、池内さんの取材ではあるものの小劇場の公演情報をこれだけ大きく載せてくれるのもありがたいなと思った。
 時々、全国紙の某大手新聞社から、公演が近づくとチケットプレゼントをしませんか?と電話がかかる。チケットプレゼントで小さくても記事になるのであればいいなと思うのであるが、電話が掛かってくるのは営業からである。チケプレのベタ記事を載せるから、そこそこの金員を払えというわけである。広告なのである。うんざり!していつも断るのだ。
 松枝とネット上でやり合いながらも、電話で話したりしながら、僕から編集部に電話を入れることにした。
 主宰者である僕に全く取材がなかったこと、そして、あのタイトルは公演内容を誤解されることがあるので困るという申し入れを編集部のデスクにした。これが今回の顛末である。

 ちょっと思うこと
 
 これは活字メディアだけでなくテレビなどでも、取材を受けるときにいつも思うのだけれども、いったいどう使われるかということは取材されるときにいつも思い悩むところだ。テレビの映像は取材する側に基本的な編集権がある。もちろん、取材を受けるときに、こういう条件であれば受けるということは言える。しかし、最終的にはテレビディレクターが使うところを決めるのである。ニュース番組などの取材では1時間くらい打合せをして、20分くらい撮影されて、1分弱使われるっていうことがほとんどだ。本当はあの発言を使って欲しいのにと思ってもディレクターが要らないと思えば放送されない。そういうものなのである。もちろん取材を受ける前に条件を細かく決めることも、長年の関係がある人なら、細かく事前に話して合意してから取材を受ける方法もある。
 しかし、ニュースの取材で編集権を取材をされる側に与えることは報道の現場ではほとんどあり得ない。それは、報道の自由の根幹に関わることだからだ。だいたい10回報道されて半分くらいは自分の使って欲しいもの以外が使われることが少なくない。だから、そういう風にならないように、どこを編集されるのかよく考えながら発言するのがテレビの報道での、報道を受ける側のあるべき姿だ。生放送はそういう制約をされないことが多いが、実はこれも放送前にどんな発言をするのか入念な打合せを局側とするのが通例である。そういうことが一切なかったのは「朝まで生テレビ」などごく少数。
 TBSで亡くなった筑紫哲也さんのNEWS23で、筑紫さんが「TBSは死んだ」と言ったことがあった。あれは、確か、オウム真理教側に亡くなった反オウムの坂本弁護士のの取材ビデオを見せたり、オウム側の抗議で放送自体を辞めたことが起きたのである。つまり、放送の内容に第三者の介入を許したことになる。
 僕はこの事件以降、報道の自由についてできるだけ尊重したいと思っている。
 活字メディアも同じである。こういう見出しをつけてくれ、こういう内容の文章を書いてくれと指示をして、メディア側が書くのであれば、それは提灯記事だし、広告記事である。夕刊フジは決してそういうメディアではない。広告記事を書くときはページの上に、広告記事と入っている。提灯記事はどうだかしらないが…。
 時に自分の気に入らないように記事を書かれることもある。事実でないことを書かれるのと、気に入らない記事を書かれるのでは全く意味合いが違う。気に入らないからといって僕は記者にこういうセンスで記事を書けとか、こういうタイトルをつけろと言ったりはしない。それは報道の自由にも関わってくる問題だと思うからだ。
 記事にされるということは受けるメリットとデメリットを計りにかけるしかない。
 下半身特訓中も、超熟エロシーンという表現も、不愉快だけれども、夕刊フジ側が取材を通してそういう表現をしたいと思うのなら、それをするな、ましてや記事をサイトから削除しろなどとは僕は絶対に言えない。
 自分の気に入らない記事だからといって、削除しろなどとは僕は言わないし、言うつもりもない。
 事実が異なったものに関しては訂正の申し入れをするだろうけど。
 むしろ、僕は、取材する側に気に入られるような提灯記事をかく記者やメディアの方が困ったものだと思っているからだ。
 もう一度言うが、今回の僕の立場は取材の対象でもないのである。でも、取材を受けることのほとんどない松枝の気持ちも分かるしなあ、、、と、僕は本当に困った。


 何で今日この文章を書いたのか

 しばらくすれば、この騒ぎは治まるだろうと思ったけれども、どうも時々蒸し返される。それで、どう思っているかを買いた次第。今日(11/10)も演劇系メールマガジンが流された。そこでのタイトルは【夕刊フジに“色モノ”記事】企画公演「日本の問題」主催者が、取材対象団体に抗議 だった。同様にこのメールマガジンの記者が色モノ記事と思ったのならそれはそれで構わない。ただ、取材対象団体というのは誤りなのである。取材対象は池内ひろ実さんだけなのだ。
 疲労困憊の中で書いているので、あまりきちんとまとまっていない。今日書いた文章自体を大きく書き直す可能性がある。だから、どうか引用しないでもらいたい。


 先ずは経済とHの公演を見て下さい。日本の問題を見て下さい。

 稽古は順調に進んでいる。超熟エロシーンを売り物にした芝居かどうか僕の書いた芝居を見てもらいたい。先日の全体作品見せで松枝君も「面白かった」と言ってた。経済とHの作品はもとより、日本の問題の舞台を是非見てもらいたい。僕は今回の騒ぎが最終的に、日本の問題への注目を集め、動員にもつながって多くの方に見てもらって、やる側も見る側も日本の問題についてもっといろいろと考える。そんなきっかけになればいいのになあとも思う。 それに、今回のひとつの記事の取材過程と記事になっていく過程、それがメディアでどう発信され、受け取る側がどう受け取ったか。それがどういう二次的広がりを生んだか。これ自体が、日本の問題のひとつであるからだ。
 いろいろとストレスも感じてうんざりする面もあるが、今回のことも含めて、僕はおおらかにやっていきたい。
 
 そして、初日むけてもっと稽古をつんで、観に来て下さった観客の皆さんにいいものをお見せしたいと思っている。

 そして、話題の池内ひろ実はどうか?

 池内さんはさすがに存在感はある。しかし、全くのずぶの素人で芝居は全くできなかった。平均以下である。相当酷かった。落第である。芝居というものを全部段取りで片付けようとする。僕にここで右を向けとか、手をこうしろとか言ってもらいたがる。段取りをつけるにしても、言われた段取りだけするのでは演技にならない。ちゃんと役になりきって、心と肉体で芝居をし続け、さらに、僕のいった段取りを吸収していかなくてはならない。
 台詞をしゃべるときだけ表情が変わって、台詞を言い終わると芝居を辞めてしまう。その台詞も声が出ていないから酷い。相手の台詞をきちんときく。相手の芝居にきちんと反王していく。もちろんできない。
 この2ヶ月余り、さんざんダメだしを言い続けた。もちろん即席で芝居などが分かるわけでもできるようになるわけでもないが、それでも、池内さん、進歩した。そして、演技の恐ろしさを少しずつ知りつつある。
 芝居が続くところもでてきたし、声も前よりはでるようになってきた。夕刊フジのいう「大胆ラブシーン」やzakzak曰く「超熟ラブシーン」は、少しラブシーンに見えるようになって来た。11月27日の初日。いったいどこまで進歩するのか楽しみだ。皆さんも是非見てもらいたい。彼女、本当に苦しんでいる。頑張っている。

 それから、池内さん、連載している週刊朝日のコラムにこんなの書いた。夕刊フジの記事が問題なる前に書いたそうだ。ちなみに、これ以外の取材は、全部断ろうかしら?と言っていた。
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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
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 佐藤治彦に対する仕事の依頼は、佐藤治彦まで直接ご連絡頂ければ対応いたします。連絡方法は、Facebookの佐藤治彦個人のページからメールで送って頂くのが一番だと思います。もしくは、Twitterを通して連絡を頂ければこちらから連絡します。
 また、マネージャーなどが入った方がいい場合やなかなか連絡が取れない時などは、CAST+ キャスト+ 東京都港区赤坂 6-4-19-5F 電話03-3589-8011(担当田嶋)までご連絡いただいても構いません。ただし、予算が限られている時には直接僕に連絡下さった方がいいと思います。



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