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バスに乗って

7/28
 今日は朝、ラジオを生でやって収録して、それから仕事の準備、六本木ヒルズでJ-WAVE。その後、渋谷に戻って1時間マッサージしてもらって、緑の窓口、その後、王子へ。王子小劇場で芝居をみるためだ。その際、池袋西口から西新井駅行きのバスに乗った。僕はバス好きなのだ。日本国内だけでなく、世界各国に旅行してもバスに乗る。街の風景、その街に住む人が乗り込み降りていく。
 西新井から王子まで約18分の乗車。西巣鴨駅のそばを通っていくからお年寄りも多いバスの中である。その時の運転手さんは藤間孝文さんという声優の水島裕さんにそっくりさん。年齢は20代の終わりか30代の初めという感じ。
 それがね、バスに乗っている時に俺、うるうるきちゃいました。運転は若い世代の若い運転。でもね。車内放送の心遣いに感心してしまったんです。いや、感動してしまった。今までも運転中に「曲がります」「つり革におつかまりください」と心遣いする人はいるが、発車前には、「少しでも多くの方がおすわりできますように、お座りの方はつめてください。特に一番後ろの席は5人がけです。ご協力をお願いします」。時間は6時ごろ、停車ボタンが押されてバス停が近くなると、「暗くなってきております。どうかお気をつけてお行きください」。巣鴨近くのバス停でお年寄りが降りる時に「自転車が来ています。お気をつけてください」と言葉が入るのだ。それもね、「自転車が来ています。お気をつけてください」の後に、もう一度「自転車が来ています」。ひとつひとつの言葉がマニュアルではない、きちんと気持ちが入っている。若い。そして、若い人らしく言葉や敬語はヘンテコだ。でもね、気持ちが入っている。日本語の敬語や言葉が一番大切にしている、言葉に気持ちを染込ませたいという思いがこのヘンテコな表現に含まれていた。
 それがね、もう彼の言葉は日常なんです。誰かに言われてそういってるとか、そういんじゃなくて、自然に出てきている。どういう家庭、どんな学校、仲間と人生を過ごしてきたのかは分からないけれども、きっと大事なものが彼のそばにあったんじゃないかと思ってしまう。さらっとした言葉や言葉遣いに人生が透けてみえるのだ。
 これが日本の本当にいいところ、美しさだとも思った。
 優しさに、その心遣いにうるうる来てしまった。いやあ、これ、実際に乗っていて、この藤間という若い運転手の声、言葉を聞いたらうるうるきたよ。やっぱりバスはいいな。
 こうやって文字に起こすと、心は伝わるのかな。難しいよね。
 僕は芝居を書くから、感動の仕組みを作り上げて…といろいろと策を練ったりすることもあるのだが、こうした普通の会話の中にさらっと染込んでいる暖かさに人は感動するんだと改めて思った。
 人と人とのかかわり合い、それは、何も特別なことが必要でない。毎日の日常のそういうところにさらっと出てくる伝わることを思い出してもらえる、そういうことの大切さが伝わるお芝居を書きたいなあと思う。

 俺の今日の日記。伝えられたのかなあ。
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伝わりました

初めてコメントさせて頂きます。
佐藤さんの朝のラジオ、楽しみにしています
私にとってとても貴重な数分間です。
いつも、いいお話有難うございます。

私も声、言葉、顔でうるうるする事があります。
そうなるとやはりその人の事が知りたくなりすね。
優しさが自然に出てくるのです。人間性ですね。
マニュアル通りの言葉は、心に響きません。
どんな人にも優しくしたいと心懸けていますが、中々難しいです。


佐藤さん、お身体にはくれぐれも気を付けて日々お過ごしください。
明日も、朝 楽しみにしています!

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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
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 佐藤治彦に対する仕事の依頼は、佐藤治彦まで直接ご連絡頂ければ対応いたします。連絡方法は、Facebookの佐藤治彦個人のページからメールで送って頂くのが一番だと思います。もしくは、Twitterを通して連絡を頂ければこちらから連絡します。
 また、マネージャーなどが入った方がいい場合やなかなか連絡が取れない時などは、CAST+ キャスト+ 東京都港区赤坂 6-4-19-5F 電話03-3589-8011(担当田嶋)までご連絡いただいても構いません。ただし、予算が限られている時には直接僕に連絡下さった方がいいと思います。



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