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経済、市場、金融、政治、芸能、旅行、外食、映画、商品に至るまで、言いたいことを書きまくる。連日更新。古いのも時おり更新、チェックら!but 激しさを増す演劇活動はリンクから「経済とH」へGO。

エッセイ 屈辱に耐える力

屈辱にたえることの大切さ 

 何か思うんです。中年になって何かを始めるのがダメだってのは、屈辱に耐える力が少なくなっているということが影響している感じがするんですね。何か物事を始めるときには、教わらなければならない。教わるときって、初心者では理解できないことが多すぎるのです。
 だから何か理不尽なことってあるんです。でも、若くてやることを愛していると理不尽なことに耐えることができる。先輩に__やれ!って言われても、やりたくない。でも、若いときは先輩の言うことだから頑張ろうとできる。死ぬほどトライしてみて、言われるがままに奴隷のようにやってみて、気が付いたらいろんなことができるようになってみて、初めて分ることが山ほどある。口で言い訳するより前に、とにかく我武者羅にやる。それが実はプロになるためには必要なのだ。それに耐えられない人は、凡人でいればいいのだ。
 若いときでもなかなかできない。ところが中年になると絶えられない度合いが増えてしまう。理不尽なことを受け入れられない。我慢できない。自分で考えたりする。今までの自分のやってきたことを認めて欲しいと思う。全部ダメであります。
 何でも耐えることができる。特にシゴキとか、先輩の理不尽な要求にも耐えることができる。それを越えると何か突き抜けることができる。理不尽なことでも耐えられるくらい、それでもやりたい、好き。だから出来たりするんだよ。ゼロベースな気持ちになれるから、うまく染まる。それが、できないと、素人なのに自分の考えとかが表に出てしまって、素直に学べなかったりするんだよね。
 それから、今年ふたつの舞台に立ってみて本当に思ったことがある。実力のないまま、舞台に立って、挑戦したわけであります。山ほど芝居を観てきた自分はこういう芝居をやりたいとひそかに思っていたりする。しかし、初心者ができるわけがない。
 舞台はお金をもらってくるお客様がいて、その人に楽しんでもらうために、実力のない自分をどうお客さんに納得してもらうのか、それを演出家は考えている。
 そのときの自分の力では、それしかできない。それが自分にとっては屈辱的なことということもある。そういうことにも時には耐えなければいけない。考えてみれば、何をやるにも自分にとって100%満足なんてことはありえないものだしね。
 僕の大好きな俳優が口をそろえて言うんです。何百という舞台、何百という芝居に出なくちゃ旨くならないよ。その通り。その通りです。その中には自分のやりたくないもの、やってみてアジャパーなんて思うものもあるでしょう。しかし、そうした機会であっても自分にとってプラスにするにはどうするかを考えるのが伸びる人と、留まる人の違いなのであります。
 経験を積み重ねることによって上に上がっていけばいいのだ。そうなんだよなと思う。
 だから、そういう屈辱に耐えるということ、理不尽なことを受け入れるということ。これって、とにかく大切なことなんです。実は。
 信じられないだろうけど、2003年は宇宙レコードの本公演と拙者ムニエルのイベントに出してもらっただけで僕は満足したのではありませんでした。影で青十字などでは、オーディションまで受けて自分で出たいとアピールしたのです。周りは20代の人のばかりの中でそんなことをやったこともいい経験になったと思います。
 何か来年も僕を出してくれるというところが出てくると思います。自分でもここぞと思うところはオーディションを受けるでしょう。何か本当に悔しい思いをするのが楽しいというか、悔しい思いを自分の肥やしにしていきたいと真面目に思っているんです。 
 2003年12月22日
 

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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
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