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才能の開花

2/19
 僕は山ほど芝居を見てきて劇構造の面白さや台詞の面白さというのもあるとは思ったし、演劇の限界を切り開こうとする芝居も素晴らしいとは思うのだが、僕自身と言えば、人間の面白さをいつまでも見つめていたいと思う。手法は古くさいかもしれないが、人間の会話や仕草やさまざまなものに人間の多面的な実像と思想が現れると思っている。だから、それを体現する俳優そのものに興味がいくのである。芝居を始めるまでは異常な数の舞台を見てきた。僕は小劇場とか、ミュージカルとか、商業演劇とか、何かひとつに偏らない。オペラ、歌舞伎、文楽、バレエ、ダンス、パフォーマンス、落語、漫才、新劇、アングラ、小劇場、歌謡曲ショー、シャンソン、ロック、ジャズ、民族音楽。なんか分からないけれど、とにかく劇場で行われる全てのパフォーマンスで面白そうなものは何でも見た。
 そんな中で今世紀の初めに福原充則の芝居を見た。中野のあくとれという本当に小さい小屋で。今ではスターとなった野間口徹や、その後、僕が出してもらう劇団・蜜の植田裕一などが出ていた。別に知り合いだから観に行ったわけではない。誰も知らなかった。ただ、他の芝居に何百枚と折込まれているチラシから見つけたピチチ5のチラシから来るオーラがあった。ここは面白そうだぞという直感。そして果たして面白かった。それがピチチ5の第2回公演だった。ああ、この人行くんだなと思っていたらあれよあれよ。でもね、僕はまだ枯れていないから、才能を賛辞するとともに悔しいの。嫉妬するの。いろいろの劇団に書き、いろいろの大スターや資本とコラボレーションできるようになった福原充則に嫉妬するわけだ。b0108899_25440_convert_20110223005208.jpg
 そんな飛ぶ鳥を落とす勢いの福原充則の新作の芝居を観に行った。渋谷のルデコでのニッポンの河川。もう青山円形劇場で1ヶ月の公演をやることもある(女優の力も大きいが)福原作品が、渋谷の極小空間で行われる。見た。福原充則の世界は相変わらず健在で嬉しかった。だって、またビデオ屋が出てくるんだもの。福原作品の舞台としてビデオ屋はとにかく出てくる。よく出てくるのだ。しかし、そこでの表現はさらなる成長を遂げていた。何といっても台詞、言葉がますます美しくなっていた。人間のドロドロとした世界を描いているのに、美しい言葉が飛び交う。ああ、何て才能なんだ。開花したあああああ。という感じ。
 終演後、「久しぶりでしょう」から始まった5分程度の会話。他の演劇人の知り合いにも挨拶して帰る。
 帰りに回転寿司を3枚食って、(回転寿司はネタがどうでもいいのに限る。カリフォルニアロールなんか食ってるのがいい。ところが、ここはビンチョウマグロなんかも美味かった)そして行きつけのバーへ。某大劇団の最年長組の大ベテランが出してよ、って本気かなあ。最初は劇団の人が大勢いたのだが、佐藤君と飲みたいと言ってくれて、想定しているよりも相当年上なんだけども。最後にはお酒までご馳走になる。
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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
 仕事の依頼
 佐藤治彦に対する仕事の依頼は、佐藤治彦まで直接ご連絡頂ければ対応いたします。連絡方法は、Facebookの佐藤治彦個人のページからメールで送って頂くのが一番だと思います。もしくは、Twitterを通して連絡を頂ければこちらから連絡します。
 また、マネージャーなどが入った方がいい場合やなかなか連絡が取れない時などは、CAST+ キャスト+ 東京都港区赤坂 6-4-19-5F 電話03-3589-8011(担当田嶋)までご連絡いただいても構いません。ただし、予算が限られている時には直接僕に連絡下さった方がいいと思います。



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