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経済、市場、金融、政治、芸能、旅行、外食、映画、商品に至るまで、言いたいことを書きまくる。連日更新。古いのも時おり更新、チェックら!but 激しさを増す演劇活動はリンクから「経済とH」へGO。

施政方針演説をきいて

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 ラジオ、原稿、台本。いつもの3本立て。4月公演の予定キャストの方と歓談。寒いので今日は新聞を取りに出ただけ。引き蘢りかなあ。肉体的には引きこもっていたが思いは国や世界に広がっていた。何しろ菅直人さんが施政方針演説。テレビの報道ではほとんどヤジがスゴかったです、みたいなことしか報道されない。いや、報道されないのも当たり前。いつもの菅直人の主張を官僚の書いた文章によって読み上げただけだからね。                           Unknown.jpeg

 菅さんよりも与謝野さんの方が新しいアイデアがあったといえる。人生90年という設計のもと、年金の支給年齢を引き上げるという。まあ当たり前のお金の足し引きを言っただけなんだけれども、これは民主党政権の閣僚としては新しい視点。施政方針演説ではこうした新しいアイデアを聞きたいです。野田さんや海江田さんという経済閣僚は他にもいるけれど、やはり与謝野さんが一枚上だな。いま与謝野さんに議席泥棒に始まってものすごいバッシングの嵐だけれども、僕は「与謝野薫」を評価したい。この人は、このような批判を受けるのは重々に分かっていたはず。自分の年齢のことを考えたとき、国のことを憂える人として、首相から手伝ってくれと言われて、逃げるのではなく、敢えて火中の栗を拾ったのです。立派じゃないですか。もしも、この人が大臣になりたいだけだったら従来の与謝野さんの主張も引っ込めて、民主党内部の積極財政(支出)派の意見も汲んだ意見に軌道修正したはずだかえれども、いやはやもっと頑固な感じがして好感だな。僕は。


 菅さんが、いましなくちゃいけないことって何だろうと考えた時に思うのは、先ずは国民の意識を変えることだと思う。これは、実は鳩山さんが民主党政権に変わった時に初めにやらなくてはならないことだったのだけれども、「日本にはお金がありません。従来はやってきたこともお金がないので、いろいろと辞めなくてはなりません。今は国が変わらなくちゃいけないのです。皆さん、我慢して下さい」と国民の意識を変えることだった。国に頼る国民から、国に奉仕する国民に変えることだった。そして、これも、それも、あれも辞めると発言し、国民各層にさまざまな痛みを分かち合って下さいと一度に出すことだったと思う。みんなで我慢するなら、日本人は我慢します。こうした財政支出削減によって、できるだけ増税しなくていいようにします!とするべきだったと思う。

 それが、来年度も92兆円の支出って、笑っちゃいます。バカじゃないの?

 TPPについてもそう。6月までに目処を出すって、参加することはほぼ確実な路線なんでしょ?で、これから一次産業を中心に、痛みを味わうのだから補助金などの予算を増やせと、今までの日本の常識で言えば当たり前、でも、今の日本の財政事情を考えたら理不尽な要求が出てくるでしょう。しかし、どうなんでしょうね?日本で二百円くらいのリンゴも、中国では1000円で売られる時代、日本の農業はそんなに弱いのでしょうかね?images_20110125101105.jpeg 弱い最大の理由はよく言われる零細経営の農業だからですよね。もっと規制緩和して大規模農業が可能にすることを進めたらどうでしょう?従来の農業経営の形を維持させろ、経営方法は変えないぞ、だけど、国は農業に援助しろという農家の要求は無理、理不尽ですね。トヨタから零細工場まで、他の産業はみんなもっともっと努力していますから。だいたい平均年齢が65歳以上にもなっている農業従事者。大学生を含めて内定率がそれほど低いのであれば、農家への個別保証ではなく、国がその予算で若者を雇用し、積極的に変貌を遂げようとしている農業団体への学生の就職を斡旋したらどうでしょうか?時代に合わせて変わって行けない農家は市場に留まれない仕組みづくりをするべきです。
 だいたい農業への保護はもういいです。1970年代から日本の農業の危機は言われて来て、変わることを求められて来たのに、変わらずにそのまま来た農家はそれは淘汰されて仕方ないです。変わろうとした農家は変わり国際競争力を持っています。米も肉も果物も野菜も競争力があります。もうなにもしてやらない。自分たちで強くなれと言った方がいいのではないでしょうか?
 一般のそこそこの収入のある普通の家庭は、口に入れる肉や野菜は国産を選びます。それはスーパーなどで売られる時に産地を明確にしているからです。中国産のにんにくよりも国産のにんにくは5倍も高値ですけれど、国産を選ぶ人が多いです。国内農家を守るためだったら、外食産業や冷凍食品、加工食品で使われる全てのものについて使用する食料原料の原産地を明確に掲示することを義務づけたらどうでしょう?
 
 例えば長崎ちゃんポンリンガーハットは、数年前までちゃんぽんの具は、中国産などの外国野菜を中国のセントラルキッチンで加工し国内に輸入する形で390円でした。今は100%国内野菜と銘打って500円に値上げしましたが売上げは伸びています。国民は国産を喜びます。もちろん吉野屋の牛丼みたいに敢えてアメリカ産牛肉にこだわる店があってもいいです。しかし、情報開示して国民が選択できる形にすれば、国内農業は相当ダメージが少ないはずです。

 何か従来のやり方のままで予算が足りないといってるのがおかしいのです。やり方を根本から変えることが必要ですね。それじゃないと消費税15%にしても足りないでしょう。

 社会保障もいまの社会保険制度がだいたいおかしいのです。社会福祉の方向性に変えるべきです。金融や不動産資産で2億も3億円ももっているお年寄りに年金って必要でしょうか?健康保険制度で現役世代と同じだけの負担をしてもらうことは酷なことでしょうか?私は大金持ちには年金も健康保険もそれ以外と違う方法でよしと思うのです。
 生活保護も、健康な若い世代には支給するのなら、ただ渡すのではなく、地方公共団体が必要としている仕事をしてもらうという方向に変えるべきでないでしょうか?街の清掃から校庭監視員、幼児や児童施設、介護施設でもとにかく専門性はなくても手伝ってくれる人がいたら助かる!というところは山ほどあるわけでしょう?もしも、国を守る気概があって、生活保護の対象者なら、尖閣諸島に住んでもらうってのもありかもしれませんね?なしか!収入がないからと、健康な人にまで、すぐに生活保護で助けるというのではないものに、そうです。国や地方に頼るのではなく、きちんと、支給に見合ったサービスを提供するべきではないでしょうか?それも嫌だというのであれば、支給しなくていいと思うのですが残酷ですかね?

 何か、そういった新しいものの考え方、やり方の抜本的な変え方のアイデアが菅直人さんから聞かれたらもっと国民は聞く耳を持つと思うのですけれどもね。
 
 
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Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
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