経済、市場、金融、政治、芸能、旅行、外食、映画、商品に至るまで、言いたいことを書きまくる。連日更新。古いのも時おり更新、チェックら!but 激しさを増す演劇活動はリンクから「経済とH」へGO。

北京オリンピックの聖火リレーで思うこと。

4/28
 何かブログを項目別に分けてしまったら迫力なくなってしまいましたね。最近のアクセス数は100を切ってる。何か、もう誰も見ていないって感じすね。笑ってしまいます皆さんも、あそこもここもなんて見てくれないだろうし。でも始めたのでしばらくはこのままで行きますね。
 何かそこそこ忙しくて、仕事と観劇と旅行の準備で忙しくしています。

 最近思っていることをちょいと。

 先ずは、おなじみ聖火リレー。

 oth0804102342015-n1.jpg


 オリンピックがある度に言われることだけれど、これは、平和の祭典であり、スポーツの祭典だと言われること。政治とスポーツの祭典は違うのだということ。今回のチベット支持派による聖火リレー妨害行為に対する中国政府や中国の留学生の方々、つまり、中国政府支持派の人々の根拠も先ずはそこにありますよね?
 オリンピックは平和の祭典であり、純粋なスポーツの祭典だから、政治や経済が入り込んでは行けないって。

これ、全くの理想論、っていうか、違うじゃん!

 オリンピックは少なくても過去半世紀以上に渡って政治と経済にもみくちゃにされ、一体化してある一大国家イベントなのであります。

 第三帝国ヒトラーの開催したベルリンオリンピックは、ナチスドイツを世界に是認させ、国家発揚のために行った。アウトバーンの高速道路網などもオリンピックに併せて整備された。これは、戦後も同じ。高度経済成長の足がかりとし、国内消費と国内整備の一大起爆剤に使ったのは、東京オリンピックにソウルオリンピック、シドニーもそう。
 国際的な政治の中で、自国の起こしたアフガン侵攻を正当化するためのプロパガンダに使おうとし、また、自由主義陣営はそれに徹底的に抵抗したモスクワオリンピック。
 国際的なシオニズムに反抗し、テロリストの標的にもなったミュンヘンオリンピックも政治的な注目を集めるためのそれだった。
 スポーツビジネスの総仕上げとして、利益の出るイベントとしてのオリンピックが完成されたロスアンゼルスオリンピックやアトランタオリンピック。
 そうでなくても、リルハンメルも、長野もね、世界が注目するし、開発のための浪費もしやすくなるし、そこから波及する経済効果に期待して誘致し開催するわけですよ。
 今回の中国だって、大国の仲間入り宣言大会だし。オリンピックを開催できる国家だと、国内外に誇らしげに宣言し、それを中軸に経済を動かそうとしてきた中国政府。これって違いますか?
 上海の株価も、中国国内経済もオリンピックで動いてきたじゃありませんか?
 
 僕は今回のチベット暴動が、ダライラマ14世と関係しているかどうかは知りません。しかしながら、暴動を起こした人の中に、このまま北京でオリンピックが、平和の祭典として世界から認知されて行っていいのか?って、思って暴動に参加した人も少なくないのではないかと思う。そして、それは事実スゴくいいタイミングだった。
 暴動弾圧から、聖火リレーに至るまで、中国は世界の注目を浴び、中国政府は少なくとも世界的には、ダークで悪いイメージを作ってしまった。今やアンチ中国がどれだけ増えたか。ダルフール紛争も含め、中国政府のやばいことが次々とあぶり出されてきている。
 きっと日本は得したね。
 何しろ聖火リレーでさえ、あの、青いジャージの数百人の青年がいなくては行えない。いても、妨害にコース変更などばかりで、当初の予定通りは行えなかった。
 中国政府は、一部のチベット支持派が各地の聖火リレーコースで起こす混乱を、各国の市民は、何てことする連中なんだ、あれじゃあ中国政府が弾圧しても仕方ねえよ、じゃなくて、ホントに中国政府はひどい、チベット可哀想だなあというイメージに、世界が行ってしまったことを痛感するべきだ。
 
 モスクワ五輪のときは、今のように商業化しすぎていなかったし、東西対立のあった時代だから、ボイコットへとつながったが、今のように経済的に誰も彼もがドロドロに混ざり合っている時代にはそういうわけにもいかず、開会式のボイコットくらいしかできないのだろうが、フランス大統領。世界のリーダーとして、真っ先に大国としてボイコットの可能性を示唆したまでは良かったが、何か腰砕けで、何か格好悪いよね。

 次の東京オリンピックも、いま一度、東京の整備のために使われるのが目的だ。もちろん、国民も盛り上がるだろうから、(まともなそれでなく)ヘンテコな愛国心とか、経済的に利用する人ばかりの欲得が見え隠れしている。

 いや、出場する選手も、種目の団体も、オリンピックでメダルを取って、もしくは参加して、一生の食い扶持にしてえなあと思う人はいるはずだ。そりゃあ、代表選手といわれれば、たとえ、コーチみたいなことをするにしてもギャラは変わる。メダルの有望選手や、金なんかとったら、そりゃ、コマーシャル出演やら、何やらで金がボンボンはいるわけで。
 それがいけないって言ってるわけでないよ。
 例えば、ハンドボールだって、今回出場して国内の競技人口が増えればなあと(それは、日本のハンドボールが強くなることでもあるけれど、市場規模が大きくなることでもあるからね)目論んでいたはずだ。それでなくても、いろんな競技がいつかはオリンピック種目に!と思う気持ちには、純粋にスポーツを愛する気持ちもあるだろうけど、お金の匂いがどうしてもつきまとうのだ。
 それがいけないって言ってるわけでないよ。
 つまり、企業や政府だけでなく、そこに参加する各種スポーツの団体や選手にさえ、いろんな政治的経済的思惑があるってことス。
 オリンピックは、いまや、ただ、純粋なスポーツの祭典ではなく、スポーツビジネスの頂点であり、各国の政治や経済の目論みが渦巻く一大イベントであるということは事実だってことを言いたいんす。

 

スポンサーサイト

コメント一覧

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://fannylife.blog43.fc2.com/tb.php/458-0a334a20

 | HOME | 

Calendar

06 « 2017/07 » 08
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Appendix

佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
 仕事の依頼
 佐藤治彦に対する仕事の依頼は、佐藤治彦まで直接ご連絡頂ければ対応いたします。連絡方法は、Facebookの佐藤治彦個人のページからメールで送って頂くのが一番だと思います。もしくは、Twitterを通して連絡を頂ければこちらから連絡します。
 また、マネージャーなどが入った方がいい場合やなかなか連絡が取れない時などは、CAST+ キャスト+ 東京都港区赤坂 6-4-19-5F 電話03-3589-8011(担当田嶋)までご連絡いただいても構いません。ただし、予算が限られている時には直接僕に連絡下さった方がいいと思います。



Recent Entries

Categories

Archives

Recent Comments

Recent Trackbacks