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暴力の時代

12/29
 世界は暗黒の時代に入ってしまったのか。21世紀は人類の良心や寛容の精神が発揮されて安らかな時代になることはできないのか?
 お互いが意見を述べ分かり合う。そのための手段でなければインターネットなんてくだらない。今のままでは、怒りの連鎖反応を起こしているだけではないかとも思ってしまう。(もちろん素晴らしい使われ方もしているが…)
 日本のメディアはほとんど取り上げていないがパキスタンの元首相ブットさんが暗殺されたことは怒りにも似た気持ちを覚える。この暗殺に関してはアルカイダが関与しているとの噂もあるが、親米よりだったということだけでブット氏に対して命とともにその政治活動と発言の機会を奪うことは到底許されてならない。そんなことをしても、誰も得をしないことをもっと知るべきだ。

 90年代、日本流の灰色決着について諸々の非難があった。
 僕自身も大嫌いだ。しかし、その良さについて歳とともに改めて気がついて行く。これは大人の振る舞いなのだ。民主主義のふるまいなのだ。
 自分と相容れない人に対して譲ること。これは、穏便に決着させるのに必要なことだ。少数意見に対して配慮をするのが強いものの品格ある振る舞いなのだ。
 例えば、尖閣諸島の問題。竹島の問題。最近の中国のやり口は許せないものがあるが、日中関係が成熟していない前に、どうするか決めようとなったら、最終的には武力による戦争以外の方法しかないのだ。白黒つけるということは最終的にそうなる。国際司法裁判所や国連などで決議をつけてもらって、それに100%従うと決めたとしても、そういったものは結局は国力で決まってしまう。正義が司法の場で実現されるという幻想は抱かない方がいいのだ。
 薬害訴訟の人たちは、今回の政治決着を得るために法廷外の活動を積極的にやり政治的に力を得て決着を手に入れただけである。それも、福田政権の支持率が下がっているという絶好の追い風もあった。
 もちろん、灰色決着でいいことばかりでもない。第2次世界大戦直前のヨーロッパ。ナチスドイツがポーランド侵攻までしたのに、イギリスのチェンバレン政権は、ナチスと妥協し折れた。譲ってはいけない一線はある。
 しかし、世界の、国内の、地域の大部分の争いはお互いに言い分があり、相手の考えを受け入れてやることの方が結局は両者に取って得なことが多いのだ。
 例えば、僕だって、生きていれば、嘘をつかれたり、約束を反故にされることは山ほどある。今でもある。前はいちいち怒って、こんな酷い奴とは付き合えないと関係を切ってしまったりすることがあったけれど。そんなことをしてももっと損するだけだと気がついた。今はもっとしたたかに、怒りを腹のなかにためて、キャリーオーバーすることができるようになった。向こうが誠実な人間で、かつ悪いと思っていれば、それは貸しになってきちんと返してくれるものだ。相手が誠実であれば。約束を反故にしたくなったのはそれ相応の理由がある。それをこちらが受け入れてやるだけの度量をもたなくてはいけない。不誠実な厚顔無恥な連中であれば、上手くやったと思うだろう。でも、そういう連中とは関わらない方が身のためというもの。だから、それでいい。こちらの被害が最小限になったと考えるようにしている。
 もちろん、自分自身は約束はできるだけやぶらないようしたいし、悪く思われても誠実な態度で行きたいと思っているけれど。
 
 話は戻ってパキスタン。パキスタンももう何十年にも渡る混乱で人々が疲れていることも分かる。経済的にも市場経済至上主義が蔓延する現在は追い込まれている。しかしながら、反ブットの考えを持つ人にとって、これは大きな後退を意味することを分からなくてはいけない。ブットが正当に戦い総選挙に勝ち政権をにぎったのならにぎらせばいいじゃないかくらいでなくては、決してその意見は受け入れられないのになあ。
 たとえば、反ガンジーだった暗殺者は、それを実行したために、ガンジーは神格化されるに至ったことを分からねばいけない。(僕はガンジーを尊敬していますよ)。

 そして、市場経済の暴走を許すことによって世界で、日本国内で広がった格差。

 何か話がごちゃごちゃしたなあ。何を言いたいんだ俺は!馬鹿か!

 いいたいことは、21世紀が始まってもう7年。それは、怒りと無知に満ちた暴力の時代になってしまったということだ。
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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
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