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持ち家は必需品ではないです。

4/23
 不動産経済研究所の発表によると、首都圏不動産のマンション販売が2006年度は15%減ったという。8万戸割れは98年度以来ということ。この理由が一言で言えば、マンション業者の売り惜しみ。マンション価格は今のところ右肩上がりなので、急いで売る必要はないということだ。今は金利も非常に安いので、金利負担もほとんどないから、確かに売り急ぐ必要はないのかもしれぬ。しかし、これこそバブルのゲームに再び業者が突入した証拠だ。
 今回の地価上昇は数年前から始まった不動産のREITや低金利時代にそこそこの利回りがほぼ間違いなく保証されているごときの不動産ファンド、いや年金資金も含めた欧米のファンドでさえ日本の不動産を一斉購入して始まった需要増がある。最近は海外不動産投資がブームになっているオーストラリアのプチ金持ちまでが日本向け不動産ファンドを買っているらしい。
 そして格差社会で成功の部類に入った人たちが、即金で、もしくは低金利のうちにローンを組んで不動産を買う。そういう流れのモノなのだ。
 しかし、忘れてはならない事実がある。少子化だ。今でさえ、日本の居住用不動産は15%程度が空き室であると言われている。人口が減る=住居がいらない。親の世代からの不動産が譲り渡される。公的機関の不動産放出。ネット化=都心の一等地でなくても事業を営むことが事実上可能=景気回復後の企業競争は間違いなくコストカットになる=よりリーズナブルな立地への企業の一部、もしくは全部移転が始まる。
 不動産がいまのように全体的に値上がりするのはおかしな話なのだ。しかし、事実はあがっている。なぜか。バブルなのだ。プチバブル。そして、多くの庶民が踊らされている。
 家はいまや親の世代から受け継ぐことが多くの人ができる。それも両親から相続なんて人も少なくなく、果たして自分で買う必要があるものなのか。僕に言わせると、それは、高級外車のようなもので、いまや、マイホームを買うことは趣味で高級外車を買うことと同じです。
 暮らして行くのに必要だからとか、買った方が得だからというものではない。
 例えば、6000万円でマンションを買い、ローンも組みなんだかんだと、1億円の支払いで30年間所有していたとしましょう。年間350万円くらいの支出を不動産にし続け、固定資産税を払い続け、修繕積立金を払い続ける生活を送る。もう簡単に買い替えられない。住み続けなくてはならない。ローンで縛られた生活です。決して買った方がいい時代ではありません。それも隣や上階がヘンテコな人だったら地獄です。転勤引越辞令は地獄です。人に貸す?まともな店子でなければ地獄です。ゼーンブ自分でリスクを負う事になりますよ。ずーっと死ぬまでここに住むんだなんてのは、飽きっぽい現代人に可能なんでしょうかね?
 月額30万円出したらいいとこ住めまっせ。それも飽きたら引越せばまた新しい家ですわ。
給料へったら小さめな家とか、ちょっと不便なところにいく。退職したら、沖縄で、京都で、金沢で人生の1年を送ってみる。いやオーストラリアなんてのもいいかもです。そんなこともマイホームがないからこそできる。
 マイホームを買う人で、今買っとけば値上がりするかも?と思って買われる方、今買っとかないと買えなくなる。そういう方、ハイ!それがバブルの考え方です。それから、あなたが支出した金利分まで含めて値上がりするなんて、よほどの物件でない限りありえません!値上がりして欲しいというだけで、冷静に経済的に買った方がいいかという考察が欠如していますね。買うために誰かに背中を押して欲しい。値上がり!がそのキーワードなのですよ。
 僕は一般向けの講演会でいつも言ってるのは、むしろ60歳前に家を売れ。現金を作れってことですね。それこそが人生を豊かに過ごす賢い資産運用だと思っています。持ち家があると担保になる?そんなの嘘です。借金がある家なんか担保になりません。全部払ってマイホーム。ローンがあるうちは、バンカーズホームですよ。マイホームも朽ちて逝ったら価値もなし。税金と修繕で決して維持するのも安い物ではありませんよ。
 何で不動産会社がマンションや家建てて売りたがるんですか?貸すより売る方を選ぶ理由。それは、その方が安全確実儲かる商売だからです。資本主義です。当たり前です。それに気づかない現代人はあれれです。
 もう一度申し上げます。家を買うのは高級外車を買うのと同じ趣味のようなものです。国産の大衆車やそこそこいい車に乗っている人からすると、羨ましいし、身内の女性からすると、そんな高い車を無理して買うなんてバカじゃないの?とかなります。しかし、欲しいのです。好みです。趣味です。買える人は買って良いに決まっています。いや欲しい物は買った方がいい。しかし、買ったら得するという考えは捨てて欲しいです。そう考えて買った時に、あとでなくのは本人だから。
 純粋に経済的なそろばん勘定でいえば、家を買うのはリスクも経済的負担も多くの人に高すぎます。特にローンを組んで買われる方は大変です。しかし、それは高級外車と同じように趣味なので悪いとはいいません。しかし、高級外車を手にするのと同じように、くれぐれも無理して買うのは間違っていますよ。
 

本日の佐藤治彦
 朝から名古屋テレビのお仕事。長崎市長選などについて真っ当なコメント。この朝早い御勤めもあと1回。もっと旅行ができる。少し休んで経済関連の資料に目を通す。事務作業。そして、夜は黒テント「かもめ」鑑賞。斉藤晴彦のトリゴーリンが素晴らしい。そして、休憩入れて2時間30分という短さでこの作品を見せてくれたことにも感謝。3時間はロシア人だから耐えられる時間です(笑)。終わった後、たけちゃんで、昨年共演した河内君や黒テントの二枚目足立君、なまいきな伊達ちゃんらと酒飲む。楽しかった。伊達ちゃんは役があまりつかないので寂しそう。帰って三軒茶屋の新しいイタリアンバールでワイン。上手かった。最近はみなさんに痩せてきましたねと言われるくらい体重が安定して来たのに、今日は食べ過ぎ反省する。

 
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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
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 佐藤治彦に対する仕事の依頼は、佐藤治彦まで直接ご連絡頂ければ対応いたします。連絡方法は、Facebookの佐藤治彦個人のページからメールで送って頂くのが一番だと思います。もしくは、Twitterを通して連絡を頂ければこちらから連絡します。
 また、マネージャーなどが入った方がいい場合やなかなか連絡が取れない時などは、CAST+ キャスト+ 東京都港区赤坂 6-4-19-5F 電話03-3589-8011(担当田嶋)までご連絡いただいても構いません。ただし、予算が限られている時には直接僕に連絡下さった方がいいと思います。



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