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日銀の金利引き上げを歓迎する

 日本銀行が2月21日、政策金利を0,25%引き上げ年0,5%とした。個人消費の堅調さ、GDPの実質成長率が瞬間風速的ながらも4.8%となったいま、今あげなければいつあげるのかと思っていたのだ。そして、最近特に増えている政府与党からの中央銀行の金融政策へのあからさまな介入は、中央銀行の独立性を揺るがす由々しき状況でもあった。
 いま、円は世界的にはキャリートレードの対象となり、まさにマネーゲームの材料とされている。そして、異常な円安が進み、物価への影響も懸念される状況である。国内企業の生産拠点がグローバル化することによって、その収益の源泉が必ずしも国内だけでないいま、輸出企業にとっても大きな影響はないであろう。むしろ、この低金利は、異常な円安を生み、それによる物価への影響や、外国勢の日本企業の無秩序な買収、乗っ取りを助けるばかりであった。また、都市部ばかりか地方都市でも不動産投機が起き始めている。住居の空室率が15%にもなり、人口減少のこの国でまさに異常事態なのである。
 高齢者年金生活者の資産を保護し、健全な貯蓄生活を奨励し、企業のやっつけ投資を諌め、そして、日銀の金融政策の選択肢を増やすためにも、金利を上げたのは正しい。
 私は、株式市場や為替の動向、もちろん消費の動向なども見て、できるだけ早くあと2回程度は金利を上げるべきだと思っている。日本は政策金利を2%前後には早く戻すべきだと思っている。2%でも低すぎるくらいなのだから。
 唯一の問題は山積する公債の利子負担が激増してしまうことである。財務省は自ら模索している超長期国債への借り換えを急ぐべきである。現存する国債のうち、300兆から400兆円は、期間20年以上、50年くらいの超長期国債への借り換えを今すぐ始めるべきである。これは、アメリカやフランスなど先進国では取られている当たり前の政策である。
 下手な公共事業削減よりもどれほど国民の生命と財産を守ることになるのかを自覚し、緊急に行動を始めるべきである。
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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家+α
詳しいプロフィールはこのブログのカテゴリーからプロフィールを選んでごらん下さい。経済や金融を中心に90年代初頭から活動してきました。40代初めにセミリタイアし今は本当にやりたい仕事だけを選んでやっています。また、演劇活動にも力を入れました。台本書きや俳優としての仕事などもお待ちしています。
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