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経済、市場、金融、政治、芸能、旅行、外食、映画、商品に至るまで、言いたいことを書きまくる。連日更新。古いのも時おり更新、チェックら!but 激しさを増す演劇活動はリンクから「経済とH」へGO。

この前、稽古でやったテキスト

こんなくだらない台本を夜中に書いて、稽古でやりました。


練習用テキスト

男1「初めまして加藤です」
男2「山本です」
女1「川口です」
女2「劇団ジプシャル高原の小島です」
男1「小島なんていうの」
女2「小島ジュディっていいます」
男2「え、」
女2「JUDIE ジュディです」
男1「日本人じゃないの」
女2「日本人です」
男1「だってジュディって」
女2「父は日系アメリカ人で」
男1「へえ」
男2「普通、父親の国籍になるもんじゃないの?」
女2「国籍はアメリカです」
男2「じゃアメリカ人だ」
女2「でも、気持ちは日本人なんで」
男3「気持ちは日本人なんで日本人とか言われてもさ。俺、気持ちはフランスなんでフランス人とはさ。それより、何で山本、出る事になったんだよ。あ、俺、遠山ね、日本人」
男2「オーディションで」
男3「お前芝居下手じゃん」
女1「気にしちゃダメだよ」
男2「いや~、俺、芝居は」
男1「うん、まあ、そうな。よく通ったね」
男2「佐藤さんが、君は脱げるかって?」
男3「脱げる?なんて答えたの」
男2「脱ぎますって」
男1「お前脱ぐの?」
男2「うん、別に脱ぐよ、言われなかった?」
男1「俺も言われたけど、答えなかった」
女1「私も」
男3「この芝居全裸あんのか、俺、初全裸だ」
男2「でもさ、ポケットってさ、全裸、似合わない劇場だよな」
男3「言えてる」
男2「アングラの匂いがしないもんなあそこ」
男1「どこならいいんだよ」
男2「中野なら、あくとれとか」
男3「うん、そうな」
男1「嫌だよ、客席近すぎ」
女2「ねえ、脱がなくちゃいけないの」
女1「言われなかった?」
女2「身体の線を出せますかって、とは」
女1「言われてるじゃない」
女2「それって脱ぐってことなの」
男2「脱ぐってことだよ」
女2「ホント?」
男2「少くとも男は全裸ってことだよな」
男1「そうか、じゃ脱ぐか」
男2「俺、包茎ですけどいいですかって」
男3「変だろ、その突っ込み」
男2「そしたら、お前面白いって」
男3「やっぱり変だよ、佐藤さん、その時どんな顔してた?」
男2「どんな顔って」
男3「だってさ、あの歳で独り者だろ、いろいろと噂があるじゃない」
男1「え?」
男3「こっちの」
男1「マジかよ」
女1「私は両刀とかきいたけど」
男1「女が両刀とか言うなよ」
女1「あ、性差別」
女2「ねえ、みんな裸になるつもりなの?」
男2「包茎だけどね」
女1「ちょっと、ジュディ。小島ジュディ、何びびってんの。脱げる人?」
女2以外は全員手を挙げる
女2「ホント」
女1「私を裸にしたいんならしてみりゃいいのよ、客、ひくから。ひきまくるから。それ、作演として引受けるつもりなら脱ぐわよ。私」
男3「全裸か、俺、手術しようかな」
男2「包茎?」
男3「そうなんだよ、ひとつの舞台に包茎が二人もいちゃまずいだろ」
女1「何で」
男3「だって日本男児の包茎率は3割って統計あんだろ」。
女1「そうなの」
男2「常識」
男3「今日、休んでる奴は分かんないけど、半分も包茎じゃな。俺なんか、チンコでかいのに包茎でさ、小さければまだいいよ、何かぴったりって感じじゃん。でもでかいのに包茎って。俺、彼女との初Hはいつもそれがね」
女1「外人でいるよね、そういう人」
男1「お前、何で知ってんだよ」
女1「観るわよ、女もエーブイくらい」
男2「ホントにする?手術」
男3「脱ぐならね」
男2「幾らくらいかかるんだろ、保険きかないんだろ」
男3「4年前にきいたら、8万だって、8万4千円」
男2「きいたか」
男3「10代の終わりにさ、手術しようかなって、思ってたら彼女と別れて」
男2「辞めたか」
男3「うん」
男2「リアルだなあ、あの、包茎ですか?」
男1「いや」
男2「いいなあ」
男1「でもさ、形が。大きくないし」
女1「あんた達、初対面で何話してんの」
男2「チンコネタって盛り上がるなあ」
女1「もう」
男1「幾つ」
男2「21」
男3「24」
男1「33」
男2「33、33でも、やっぱチンコですか」
男1「まだ結婚してないし、大切だよ、チンコは」
男2「大切ですよね」
男3「ベリーインポー タント」
女1「ちょっと!」
男1「女には分からない、オスとしての悩みってのがあんだよ、中学入るか入らないくらいから、ずーっとチンコネタで悩むんだよ男は。その点、ユダヤ人ってのはやっぱ合理的だよな」
男2「なるほど、生まれてすぐ皮切っちゃうわけですからね、何だっけ。割礼か」
男3「へえ、じゃユダヤ人の男はみんなむけてんのか」
男2「100%。むけていなくちゃジューじゃない」
男3「くだらねえ」
男2「くだらねえ」
男子3人とも笑う。
女2「ねえ、ホントに脱がなくちゃいけないのかな」
男2「大丈夫だよ。佐藤さんびびりだから、女のこと脱がせるなんて事できないから。ぜいぜい水着だよ」
女2「ホント?」
女1「水着くらいなれるんでしょ」
女2「水着?って、ビキニじゃなくちゃダメなんだよね」
女1「スクール水着きるの」
女2「そうか」
男2「萌え~、あっ」
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佐藤治彦 Haruhiko SATO

Author:佐藤治彦 Haruhiko SATO

さとうはるひこ Haruhiko SATO
経済評論家
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