


長かったニューヨーク滞在も最終日。昼に「スパイダーマン」。前に観て気に入っていた傘を買って、夜は「ブックオブモルモン」というミュージカルの劇場へ。去年開幕してものすごい評判の作品でチケットは売切で全くない。ところが普通に買えば140ドルから500ドルくらいする入場券を25ドルで抽選販売をする。午後6時にトライするが300人くらいの人がいて、当たりは20人程度。もちろんハズレ。立見のチケットも買えそうにもないので、今回は諦める。CDだけ買っといた。
いろいろと考えたがメトロポリタンオペラにいって、アンナネトレプコの「マノン」を観る事に。そしたら、ヤンキースの時にもいた顔なじみの?ダフ屋がいた。あれ、歩行器に頼ってる。俺の客だから安く売ってやってくれよと仲間にも声をかけてくれたが、今回はなしにした。あの元気よかったダフ屋の親父も20年以上経ってるから歳をとったわけだ。
こちらは人気公演だからラッシュチケットは数時間並ばないと買えない。だいたいチケットも完売。しかし、メトロポリタンオペラの前には、例えば奥さんや旦那や友達が来られなくなった人があまりチケットを売ってる。若い頃と違って1階の特等席ばかりでみたが、70歳過ぎのじいさんが売ってたバルコニー1列目のチケット買った。安くしてもらって50ドル。舞台からはそこそこの距離はあるが、前を遮るものはないし、音はとても良かった。初めて座ったエリアだがなかなかいい。そして、ネトレプコの歌も素晴らしかった。
アーミッシュマーケットで買ったサラダや、トロピカーナのホームメードタイプのオレンジジュースなど飲みきってゴミの整理。例によって旅先で捨てて帰る洋服を整理したりした。体重計る。減ってた。ちょいとニヤッとして就寝。
翌日早めに空港へ。日曜だから空いていると思ったら近くの駅は休日で地下鉄は止まりませんだと。そうそう、ニューヨークの地下鉄の駅は時に休日は止まらないって駅があるんだった。早めに出て良かったよ。結構時間がかかったよ。ニューヨークのラウンジは英国航空のラウンジで快適である。おにぎりがあるし、朝日や日経も読める。誰が待っているというわけでもないのだが、早く日本に帰りたいという思いが湧いて来た。
イースターである。僕が最初にアメリカに行ったのは、それは最初の海外旅行でもあったが、今から30年近く前。
スタンフォード大学に2ヶ月行った事だ。ちょうどイースターのシーズンで、タマゴとウサギが何かいろいろと街中に飾られていて、イースターってキリストの復活祭だよなあ?と思ったけれども、まあ、日本でも何でもお祭り、イベントにしてしまうから、場所は変わっても同じだなと思ったよ。ニューヨークではヘンテコな帽子を被って5番街をパレードするのが習慣らしくちょっと交通は渋滞気味。もちろんそんなパレードも観てみたいけれども、
僕はアッパーイースト。71丁目、5番街とマディソンアベニューにあるフリックコレクション(美術館)に出かけた。そして、この入口に掛かっている開館時間などの画像を良く見て欲しい。入場料18ドル。そして、日曜日の午前11時から午後1時まではお好きな金額でとある。僕がフリックコレクションに来るのはきっと20年ぶりくらい。小さな美術館でMOMAやメトロポリタン美術館やコレクションも古いし少ない。でも、ここは美術館自体がとても美しい。この大金持ちの屋敷を観るだけでも楽しいのだ。長居をするつもりもないから、僕はこの自由意志で決められる時間帯に出かけたのだ。12時45分頃入場。さて、幾ら払うか悩んだ。無料の日本語イヤホンガイドをもらってこの美術館を満喫してしまった。




実はこの辺り、僕が初めてニューヨークに来た時に半年弱滞在した場所でもある。この辺りのマンションに住んでいて、窓からフリックコレクションは毎日目に入る場所にあった。フリックコレクションは、鉄鋼王フリックの住んでいた屋敷をそのまま美術館にした場所で、展示されているものもフリック自身が集めたもの。20年前に来た時には、それほど意識しなかったが、ここには世界で30数点しかない、フェルメールが3点もあった。それも、フェルメールの名品ばかりだ。ちなみにメトロポリタン美術館でさえ4点しかない。それが個人所有で3点とは大したものだ。アメリカの金持ちはスケールが違うな。
ニューヨークの美術館は最近入場料が高い。メトロポリタン美術館やMOMAは25ドルくらいする。しかし、例えば、メトロポリタン美術館は入場料は提示されているが、あくまでも目安の料金。例えば5ドルでも入れる。それから、MOMAなら、金曜日の午後4時から閉館までは無料入場となる。といった具合。
僕が幾ら払ったか。少額です。その差額はユニセフと震災関連の寄付に使わせてもらいました。
フリックコレクション、この優美な美術館は実際に行くのが一番いいですが、これがなかなかってわけですが、言った気分にちょっとなれるバーチャルツアーがあります。次のサイトをクリックすると美術館内部の地図が出てきます。地図の中で背景が白い部分の美術品をバーチャルに観られるようになっていますので、クリックしてみて下さい。なかなかいいですよ〜。
フリックコレクションのマルチメディアバーチャルツアーはこちら→
http://www.frick.org/virtual/index.htm
この日もミュージカルを2本。「努力しないで出世する方法」「ニュージーズ」を観ました。前者は素晴らしく、後者はイマイチでした。
佐藤治彦、減量中です。2月の中旬に、あ、今なら減量に挑戦できると始めたのです。今まで楽して痩せようと、やせ薬だ。飲むと脂肪が吸引しにくくなるとか、何十万円使ったんだよという。あげくの果ては、前は厚生省、いまは消費者庁が指定する特保の飲料、名前はいわないけれどもプリフェノールが入っていて脂肪の吸収を抑えるというのが、肝臓、腎臓によくないとの記事を読んで、やっぱりあれだよな。
痩せたいのなら、消費カロリーよりも摂取カロリーを減らせばいいわけだ。そんで、最近は減食中。
4キロくらいは痩せたのだけれど、もう体調がいいのなんのって。減量中だけれど、例えばフライト中に出される料理は食べるし、友人と遊ぶときも食べるし、お気に入りの寿司屋には行くし。でも普段は野菜中心。ニューヨークに来ると三ツ星レストランとか行くのに、今回は全く行く気なし。日本から持って来たカロリー明記のレトルト食品で炭水化物をちょいと取りエネルギーとし、マクドナルド、フードエンポリウムなんかで野菜サラダを買って食べてる。
あとは、サブウェイで野菜山ほど、野菜山ほどと言って作ってもらったサンドイッチとかね。マクドナルドに行って、ガーデンサラダとか注文すると、必ず聞かれたよ、「後は?」ってフレンチフライとかを頼まないのはなぜなんだ?みたいな顔してみられたりね。昨日バードランドでジャズ聞いてる時に、夕方から酒飲むのが嫌なんでチキンのソテーとか食ったけど。
そんな僕が今回の旅行中に2回もいった場所がある。それがこれ。「SHAKE SHACK」(写真にあるこの文字は夜はネオンでピカピカ光る)というハンバーガーレストラン。

ここも泊まっているアパートからすぐの場所にあって、劇場街のそばなんだけど気になっちゃってね。だってさ、朝11時に開店して夜半までいつでも人が並んでいるんだ。
ダメだね、日本人だよ、並んでいるものに弱い。で、ネットとかで何だ何だと調べてみた。ニューヨークのレストランガイドで有名なのが、東京版も有名なザガット。実際にメシを自腹で食いにいく人たちの投票で決められるレストランガイドだ。
そこで、長年フレンチレストランのトップを争っているのが「ユニオンスクエアカフェ」というレストラン。前に僕も行ったけれども、味も雰囲気も最高のレストランのひとつ。ニューヨークが好きだとか、ニューヨークのレストランの話をする人に、この名前を出して知らなかっらオカシイと思っていいくらいの名店だ。そこのオーナーが出店したハンバーガー屋だった。へーー、そいつは面白いということで行ってみた。
ここは、ひとつひとつを注文を受けてから作る。ハンバーガーはマクドナルドのように鉄板の上で油で焼くフライタイプではなく、網の上で肉汁を落としながらのグリルタイプ。そして、使っている肉はアンガス牛でちょっと臭いくらいだった。注文待ちで店の外まで、長く行列があるけれども非常に効率的で10−15分くらいで注文を受けてもらえる。すると、この緑のマシーンを渡される。で、このマシンを持って店内でのんびり10分弱待ってると、できました!と、このマシーンが光ってブルブルとシェイクして、出来上がりを伝えるというわけ。
店の中はこんなファーストフードの座席。僕が頼んだのは一番シンプルなハンバーガー。3ドル55セント+税で330円くらい。下のメニューを見てもらうと分かるんだけれども、ハンバーガーは、レタス、オニオン、トマト、ピクルスの量を無料で調整してもらえる。僕はオールダブルでお願いしますっていった。
アパートも近いので持ち帰って開けてみると、何と別皿に山ほど野菜を乗せてくれていたよ。いやあ、メチャクチャ旨かった。もう一度言うけれど、ちょい肉臭くて、それが肉を食ってる感じで最高さ。さすが、「ユニオンスクエアカフェ」の生んだハンバーガーと感心した。

マンハッタンに何軒かあるらしいし、近いうちに全米チェーンになるだろう。だから、アメリカに行ってみたら是非食べてみてください。いや、日本に進出するのもそう遠くない未来かもね。僕のいったこのミッドタウンの「SHAKE SHACK」(43丁目/8番街)だけれど、この店がそのまま、結構面白い映画、ベンスティーラー、エディマフィーの「ペントハウス」に出てくるから注意して見て欲しい。
今日は土曜日。昼に人種差別が激しい1950年代の南部メンフィスのラジオDJがブラックミュージックをラジオで流し黒人歌手と恋愛関係になる「メンフィス」、夜は僕も何回か観た歌唱力がすごいと評判のラウルエスペランサ主演の「リープオブフェイス」という新興宗教を扱った2つのミュージカルを見た。今日は天井桟敷で観たよ。ちょっと工夫すると、2300円とか4000円とかで観られるのだ。どちらもイマイチ。
ニューヨークのミュージカルを安く見る方法として、有名なのが当日半額券(実際は20%〜50%といろいろ)というのがあるが、貴重なニューヨークの時間をただ並ぶだけに30分とか1時間使うのは勿体ない。それもどんな座席か分からない。それならば、ネットでいまは注文できるし、割引クーポンなんかもあるので便利なので、今回はそれを主に利用したよ。
今日は空いた時間で、もうニューヨークには無くなったと思ってた大きなCDショップに行った。ウォールストリート近辺のフルトンストリートそばにあるJ&Rという店だ。もう10年くらい前にアッパーウエストの「タワーレコード」が倒産して、3年ほど前に、最後の砦だったタイムズスクエアの「バージンメガストア」が潰れてしまったからね。それが、ダウンタウンでひっそりだけど、大量のCDの品揃えがあって嬉しくなって2時間もいた。日本ではなかなか手に入らなかったり高かったりするCDを大量にゲット。見つけるとイチイチ唸ってしまう。「オーこんなのがあるよ、おいおい探してたよお前のこと」みたいにね。こういう時に日本語だといいね、廻りは何言ってるか分からないから。画像はその店の近くの公園で咲いていた桜。 金曜である。今日は昼間にメジャーリーグを観るでもなく、昨日に引き続き買い物する事にした。9時過ぎにアパートを出て、42番街のポートオーソリティーへ。ここは長距離バスの一大ターミナルなのだ。正直歩いてでもいける距離。今日はニュージャージーのジャージーガーデンというアウトレットへ。ここ隠れた穴場と宣言します!
ニューヨークに来る人でアウトレットで買物したい!という日本人はたいていウッドベリーコモンという大アウトレットにいく。僕も15年くらい前だろうか行った事がある。往復40ドルくらいかけていく。バスの乗車時間90分くらいだったか。遠い、でかい。ここにはヨーロッパ系のブランドネームの商品もおいてあるが、ここはアメリカである。僕はアメリカのアパレルのものを買う事に決めている。


4年くらい前に一度行った時は、その内容の貧弱さにがっかりした思いがあるのだが、何しろ1回しか行った事がないし、今日は時間があるのでもう一度くらい行ってみよう。それで、良くなかったら二度と行かなきゃいいわけだし…と。しかし、実はポートオーソリティに行くまで、アウトレットの名前も覚えていなかった。でも、行って聞けば分かるだろうと思って。で、分かった。そのアウトレットの名前は「ジャージーガーデン」。ここの目玉は何と行っても、アバクロのアウトレットでありんす。往復で15ドルくらいのチケットを購入し、指定されたバス乗場(111番乗場)へ。並んでるな〜。
バスはすぐにトンネルに、「ダイハード4」という映画をごらんになりましたか?逃げるブルースウィルスがニューヨークへのトンネルでトンでもないことに。出たらヘリコプターにも追撃され、あの映画のトンネルを通ります。出るとマンハッタンを一望でき、さらに、景色は超都会のマンハッタンから、庶民的な住宅地もあるニュージャージー、さらに、ニューアーク空港の横を通り、30分強で目的地に到着。

いやあ、前より断然良くなっていました。出店する店、品揃え。時間と金をかけていく価値ありです!
やっぱり一度で決めちゃいけませんね。
もっともっと買いたかったけれども、荷物が大変なので少なめにしましたよ。

しかし、アバクロの宣伝も買物袋もなんで裸ばかりなんでしょうか?洋服売るのにね。裸ばかりです。
まあ、セクシー×セクシーがコンセプトなんで分かるけれども。
アバクロで買ったものは、ジーンズと(カッコいい)半ズボン。この画像の2点です。Tシャツやパーカーなど山ほどありました。

もはやイタリアブランドというよりも、アメリカのアパレルとなった、A/X アルマーニエクスチェンジでは、ジャケットなど山ほど買いました。驚くほど安い。そして、モノがいい。
カルバンクラインではおなじみの下着。ディズニーストア、ビタミンショップなどでも。
惜しかったのは日本じゃほとんどあり得ない、リーバイスのジーンズがそのまま安く売ってるんですよ。
色もサイズもスタイルも、ほとんどフルライン。値段はだいたい3500円。クソ安!
でもジーンズばかり買うのもなあと辞めました。
今回思ったのがアバクロ帝国も終焉に近いということです。世界中、どこに行ってもアバクロをみんな着てる、それもバッタもの中心で。ハリウッドセレブから始まったこの商品ですが、あまりにも庶民化してしまっていて、アメリカ人で着ている人がスゴく少なくなった。それに店に来ている人も外国人ばかり。生地はメチャクチャ着ていて気持ちいい一級品だし、フォルムもきれいだし、いいんだけど。こうなると終わりますな。
僕も今回、買ったものは表からみてすぐにアバクロと分かるようなものは一切買いませんでした。
前にニューヨークに住んでいた事もあり、もう20回以上来ているニューヨークですが、この街ホントに奥が深い。毎回新しいこと、新しい発見がある。昨日の7番線もそうだけれども、今回、自分の泊まっているアパートからそれこど目と鼻の先にあの有名ジャズクラブ「バードランド」があることが分かった。ここのテーマソングは日本で70年代の終わりから80年代の初めにどれだけメディアで流れていたか。今もちょっと気を抜くと流れているのに気がつくくらい。ここで、金曜日の午後5時から2時間。ビッグバンドが聞けるとの事。行ったよ、行った。
で気づいた事は隣が「牛角」だってこと。分かりやすい様に画像で書く乗せてるんだからちゃんと発見してください、な、牛角だろ?もちろん行かねえけどさ、神戸ビーフのメニューとかあったよ。日本で出せよ。安く!と思ったよ。で、バードランドのジャズ。メチャクチャ良かったよ。バーに腰掛けてみたんだけど、バーテンダーのおっさんがそれこど何十年もこの店のバーにいるような男で、感じのいいといったら何の。チップ余計目においたよ。
僕がニューヨークでジャズとなると、ブルーノートか、ビレッジバンガードばかり。あと、イリディウムに2度行った事があるくらい。バードランド、気に入りました。ニューヨークの定番になる感じです。何しろ近い。何しろ手軽。聞き終わって、またまたMET。今宵は椿姫。2年前に観た時は豪華な舞台で、歌手もゲオルギューという美女のディーバが唄ったのでもう一度と思っていったら演出が変わっていた。モダンだけど安普請。歌手もホンというアジア系の人で声がなくがっかし。今宵は自ら寝ようと。日本から高い金だして予約して損したよ。ちゃんと調べなかったバツですな。
2日目。思ったよりニューヨークは寒い。昼間はニューヨークメッツの本拠地今シーズン開幕戦。アトランタブレーブスとの大戦だ。メジャーリーグを観るのは何年ぶりなんだろ。前に観たのもこのニューヨークでメッツ戦だった。モントリオール・エクスポズがまだあったし、松井稼頭央を観たから、2005年くらいかなあ。久しぶりだと思ったら球場まで新しくなっていた。


アメリカの球場はボールパークというくらい。開けっぴろげでいい。明るい。球場内には食うところも、お土産も楽しめるところが多い。廻りの人の話をきいてると、選手の名前をほとんど知らない人も多い。このメッツ。以前はメジャーリーグのお荷物とまでいわれた事もある。今日は開幕戦。予定通り強打者ライトなどが打ちまして、1−0で勝ちました。チケットを買おうとボックスオフィスに並んでいたら、要らないんで買ってくれません?と、観るとちゃんとした感じの人だったので(ダフ屋じゃない)その人から買う事に。結構いい席で満足。でもさ、寒いよ。7回はお約束の「ゴッドブレスアメリカ」をアカペラで唄う。って俺じゃないよ。
誰か、歌の上手い人が。
ああ、楽しかったぜ。寒かったけど。
メッツの球場、シティフィールドへは地下鉄7番線でいく。この7番線てのがやっかいで、インターナショナル線といわれているくらい、移民系の人ばかりが住んでる場所を走る。窓から見える文字はハングルやわからない言葉が多い。窓から見えるスプレー缶で描かれた路上アートも規模がでかかったりで驚くよ。この路線すぐにマンハッタンを離れてクイーンズを走るから、なんかさ。駅舎も電車自体も古い。車内は韓国や中南米の人が乗客に多いが、僕の乗ったときはメッツのユニフォームを着ているサポーターだらけだったかな。ちょい怖く、大いに面白い路線なのだ。
試合後、買い物。ニューヨークに来るとナイキの厚底の黒い靴下を1ダースくらい買う。それから下着。ダウンタウンにある行きつけのデパート。それから、ダウンタウンのアバクロへ。本店は5番街にあるが、ダウンタウンはサウスシーポートという場所にあるが、実はひっそりしていて、外から中がのぞけないようになっているし、でかい看板も出していないので、ふらっと入る人は多くない。ちゃんと目指して来ないとダメなのだ。
アバクロ!って一目では分かりにくい、でも着ごこちのいいアンダーウェアとTの中間くらいのものを色違いで2つ買う。
例によって買物袋には裸体の男が。変わんねえなあ。アパートに戻り、荷物置いて、再びMETへ。午後6時20分頃だ。窓口でラッシュチケットありますか?と聞く。あっさりあった。さすが不人気公演。ラッシュチケットとは、ある金持ちが金を出し、毎日数百枚のチケットを開演2時間前に格安の20ドルで売り出してくれるというもの。それも1階の結構いい席で、普通に買えば、150ドルくらいする席。それが20ドル。だから、毎日大勢の人が昼過ぎから何時間も並ぶ。並んでチケット買うのだ。何事も経験なので、前に一度、3時間くらい楽しく並んで購入した。並んでいる間に廻りのオペラ好きと情報交換するのも面白いのだよ。英会話の勉強にもなるし。
今回は並んでいる時間はないが、今宵の「マクベス」というオペラは人気がない(退屈なのだ)から、もしかしたら、並ばずとも手に入るかもな、ということで行ってみた。正直、このオペラに2万とか使いたくない。でも1700円くらいなら、観るか、と。何しろ、メトロポリタンオペラは日本に来日すればS席60000円となる。
6000円じゃない。別に俺が間違ったわけじゃないよ。それがね、1700円だから。
売り切れていれば、ブロードウェイに戻って観たい芝居もあるし、そんな軽いな気持ちでいったら、ビンゴ!
予想通りに残っていた。20ドルもクレジットカードで払い、2日続けてオペラをみることに。
でも、やっぱり退屈だった。寝まい寝まいと思ったが、半分くらい寝た。

朝、いつものようにラジオをやって、さらに怒濤の収録をし、原稿の仕事をし、そして浅草へ。
昨年11月に中村屋さん(勘三郎さんたちの屋号)が、浅草に平成中村座を建ててロングラン公演をしているということは知っていた。


2000年11月に浅草、隅田川沿いの公園内に仮設の建物で始めた平成中村座。それから何回、建てたんだろう?今回は以前より立派な建物らしい。中村勘三郎さん、平成中村座の活動に命を張っておられる。ちょっとしたことでその芝居を見せて頂ける事になった。出し物は12年前にもみた「法界坊」。面白かったなあと思って観に行ったのだが、驚いた。12年前の面白さと比べ物にならないほど面白かった。自ら創った傑作芝居をぶっ壊し、さらに上の頂きにいた。感想を書いているのでよければ読んでやってください。http://palove.blog.shinobi.jp/
感涙した。安っぽい表現だが、中村勘三郎、舞台に命を張っていた。芝居からその生き様が伝わってきた。で、泣いた。自分はなんて情けない男なんだろうと悔しかった。芝居はいい。生身の人間が行なう事だから、芝居だけでなく、いろんなことがそこにさらけ出されるからだ。この日、芝居の終わる頃から嵐がきた。春の嵐。低気圧がものすごかった。
今年は観られないかなと思っていた桜だが浅草で観る事になった。2部咲きだった。明日からニューヨーク。この芝居の感動に打ち勝つ作品はブロードウェイでもあるのだろうか?と思った。
僕はTPPにポジティブに考えている。新聞やテレビ報道を丹念にたぐっても、TPPについて否定的な考え方は、貿易自由化によって日本の農業が壊滅する!からというわけだ。
僕も以前はそこにいた。米の一部自由化、ガットウルグアイラウンド、日米貿易交渉…。過去40年間の日本の市場開放の流れの中で、農業側の反対の主張は常にこの論に立脚してきた。

食料は国家の安全保障上、軍事、エネルギーとならんで最重要なことがらである。いや軍事以上の重要性をもっているとも言えるだろう。だから、食料自給率40%(カロリーベース)をきる日本の現状は異様なのだという考え方だ。日本政府はそれこど何十兆円もの農業補助金をつぎ込んで、我が國の農業を保護してきた。僕もそれが正しいと思ってきた。ところが、この数年は反対の立場を取るようになった。
なぜなら、日本政府は既に数十年もの間、補助金で日本の農業を守ってきた。その意味合いの一部には、農業の近代化を進めて自由化の時代に備えて欲しいというのもあったはずなのだ。
つまり、今は金を出すけれど、将来はもっと強い農業になってください。変わって下さいということだ。
そして、どうなったのだろう。
一部の農家は見事に近代化に成功した。
努力していいものを作る農家は、以前より経営体質が強くなった。
高品質の農作物、例えば、果物など海外に輸出されているものも。
京野菜など高値で取引され関東圏ではなかなか手に入らない逸品。
畜産の神戸ビーフなど名声が世界的になりグルメ奪い合いの様相。
ワイナリーでは国際大会で評価されるような逸品を産み出され…
などなど。
しかし、一方で補助金漬けで旧態然のままな農家も少なくない。
休閑地が拡大した。
地方にいってみるといい。使われてない農地がどれだけ多いか。減反で米が作れなくなったとしても、何で他の農作物を作らないのだろう?
農家の高齢化、兼業化の拡大。
若い人で農業をやってみたいという人もいるはず。しかし、農地を持っていれば、その生産性に関わらず、補助金などで経済的な利益を得る事ができる。
農業の近代化の遅れ。
上述のふたつのこととも関わっているのだけれども、もはやジャブジャブの補助金なしでは立ち行かない農家「も」少なくない。一方で経済的に自立し利益を生んでいる農業人も少なからずいる。
休閑地が増え、若い農業人が増えていかないのは、「このままでいるのが結局経済的には楽でトク!」な農業の現状があるからだろう。
僕の子どもの頃、それこそ40年くらい前は、今のようにコシヒカリやササニシキといった旨いブランド米は庶民のものではなかった。自主流通米という桜の絵のかかれた10キロ入りの袋が庶民の食べる米だった。僕のところはもうひとつ安いやつだったけれど。
当時は国が米を原則として一括買い上げていた。戦後の食糧難の名残である。米は米屋さんで販売され、スーパーなどでは買えなかった。価格は自由価格でなく決まった価格だったのだ。だから、自主流通米はどこの米屋さんでも同じ価格。一部にコシヒカリなどもあったようだけれども、原則競争がなかった時代だった。年に一度、政府は米の買い上げ価格を決める。これは毎年のニュースで、政府側と生産者側が10円単位で交渉する、米価決定のための米価審議会が開催される建物の前には各地の農家代表=農協の人達が山ほどいて、怒号のなかで、農水大臣を初めとする与党の政治家に、米を一円でも高くしろと詰め寄っていた。
そして、彼らは与党にとって大きな集票マシンでもあった。そこに政治があったのだ。
しかし、時が流れ、このような光景はなくなる。日本政府により米の一括買い上げがなくなった。流通も自由化されスーパーで米が買え、値段も自由化された。そしたら、農家はもっと旨い米を作るようになった。旨い米で高く売れれば潤うからだ。
僕は農家の現状を詳しく知っているわけではない。知らぬ実情もあるだろう。でも大筋ではそういうことなのだ。
市場競争に曝されて頑張れば報われるという環境は、悪い事ばかりではない。
申し訳ないが、高齢で新しい農業にチャレンジしていく気力も体力も無い方には、今生でご先祖から預かっている農地をもっと有効に使うために日本の農業に差し出して頂きたい。ご先祖から、、、といっても戦後の農地解放以降の農地も少なくないだろうけど。若い人で、さまざまな高付加価値農作物、それは味や見栄え、もしくは有機野菜、低農薬農法。もしかしたら、作物そのものだけでなく、新しい流通の方法かもしれない…いづれにせよ、新しいことに挑戦している農業人に、もっと活躍してもらうためにも日本の農業のおかれる環境をさらに市場化したほうがいい、これが最近の僕の考えだ。何しろ、農水省も経産省も、農作物は今後の日本の有力な輸出商品とまで言い切っているのだ。
アメリカの車に掛かる関税は日本はゼロである。日本からアメリカへ輸出される車には2−3%の関税がかかっている。アメリカは日本の非関税障壁がアメリカ車が日本で売れない理由だといって、パパブッシュ時代の時代、クリントンの時代、相当の圧力をかけた。日本は日本車のディーラーが、アメリカ車を扱う大サービスまで行なった。しかし、売れない。高い価格、悪い燃費、日本の道に合わないデカさ。そんなことは日本人なら誰でも知っている。
米も同じである。日本はミニマムアクセスがあって、ある程度の米の量は無税で輸入されることになっている。しかし、実態は日本の米ばかりが売れる。もちろん、農家に対する補助金なども寄与しているのだろうが、外国からわざわざ輸入して日本の流通に乗せると経済的に合わないのだ。
日本人は、いや日本人でなくても、ほとんどの国の国民は自分が食うものは自国のものがいいと思っている。だから、多少の価格差であれば、自国の農作物を食うのだ。もちろん、それだけではないけどね。
話がそれた。僕は一大論文をかくつもりでないので、話をまとめよう。だいたい、話がとっ散らかってるし。
僕はTPPに日本が参加する事で、日本の中でも競争力のない(=競争力をつけようと努力しない、したくない=未来のない)農家が農業から撤退し、その土地が集約され、一部は資本が入り企業が経営するだろうけど、農業が近代化されてもらいたい。そして、高付加価値でおいしく安心安全な農作物を日本国内および海外の人達に多く供給してもらいたい。
TPPはメリット、デメリットあるだろうが、トータルで+と思っている。
でも、自分は正しいのだろうか?だから、僕はTPPに反対する人達の論を知りたかった。新聞テレビなどの報道に触れても、自由化で日本の農業が崩壊するという40年来の主張しか聞こえてこないからだ。僕はその主張の本質は「TPPに参加するしないよりも、もっと農業補助金をよこせ」といってるように聞こえる。もっと論理的なアカデミックな主張はないのか?
そこに、現れた話題の本。相当遅くなりましたが、先日読んでみました。
TPP亡国論。何十万部も売れているらしい。中野剛志さんの本。僕は、学者の書くこの新書で、僕の考えているTPP容認の考え方を粉砕してくれることを期待した。ところが、実際はこの本、「TPP亡国論」それ自体のことはあまり書かれていなかった。デフレ脱却が必要とか、輸出拡大のために通貨安が必要といったことに原稿の多くが割かれていて、TPP参加が日本の、日本経済の亡国につながる分析、論はほとんど書かれていなかったのです。スローガン的なことや、すりかえ論はちょこちょこありましたが。ちょっとがっかり。少なくとも私は説得されなかった。
日本の食料自給率が低い最大の要因は何でしょう?
僕が思うに、それは日本の国土が人口に比して小さい上に、耕作地はさらに少ない。それに加えて、農業保護政策によって、農地の集約や農業経営の近代化が進まない事が大きな理由だと思うのです。それに私たちは相当グルメになりました。狭い土地で、トウモロコシも小麦もイモも自国で生産!といってもそりゃ大変な話と思うのです。
日本の食料自給率はカロリーベースでは約4割ですが、金額ベースでは7割です。
日本の食品廃棄は3−4割もあるそうで、さらに、元々僕のようにカロリー取りすぎな人も多いし、とも思ったりして。いや、これは冗談ですが。
今日で平成23年度も終わり。そして、ちょっと暖かくなった。
でも待望の桜はまだ。4月の頭はニューヨークに半月ほど滞在するので、今年の桜はないのかな?
昨日は成城の東宝スタジオに。

用事で出かけたのだが、いやあスターだらけだった。蒼井憂とかいたよ、あと妻夫木聡とか、小栗旬とか。映画の仕事もやってみたい。前に映画に出たのは先日亡くなった森田芳光監督の作品だった。その後も企業VTRの仕事なんかで東宝スタジオには来たんだけど、きっと7年ぶりくらい。そしたら、すっかり変わっていた。建物が新しくなっていて、特に入口。東宝を代表する黒澤の「7人の侍」や「ゴジラ」がごらんの通り。ゴジラの尻尾が塀を削ってたりするところがいいよね。
その後、夜はBSの討論番組。自分としてはそこそこのできだと思うのだけれど、どうなんだろう?
そんな感じで平成23年度もおしまい。月が変わればすぐにまた歳をとる。
さて平成24年度の目標。

先ずは来月の誕生日までに、泳ぐ時は1000メートルというのに達したい。
体重を落とす。これは2月の中頃から初めて少し成果が出てきた。引き続きやる。
芝居で多くの人に喜んでもらえるいい作品を書く。いい公演にする。
テレビやラジオの仕事を厳選して少し増やす。
いろんな人にもう少し出ろよって言ってもらってありがたい。
いま進めている出版話が上手く行った場合は、〆切を守る!
何か幸せだなあ〜と感じられる経験をもう少し。
もう少し意識して笑顔な男でいる。キモクない程度に。
もっと気さくな男のはずなんだから、俺。
それから、若い人をもっと応援する。口だけでなく金もちゃんと使う。
東京電力の社長が記者会見に出て来ない。病気だそうです。
昨年の事故当初はウソの記者会見、今回も法人に対して電力料金の17%値上げを契約上受け入れなくてもいいものなのに強制するという悪意見え見えの失態をした謝罪もしなくはならない記者会見。それに社長が出て来ない。どういうことだろう?一方現場では、自らの社員と関係会社の人、また派遣された若者らが命を賭して福島第一原発事故のあと処理を頑張っている。それなのに、社長が病気で出て来ないという。重病なのだとしたら、それをキチンと発表すべき、そうでないとあまりにも誠実さが感じられない。別に値上げがいけないとは言わない。ただ、やるべき企業努力をやったかということなのだ。関東の県知事らが東電に少なくとも国家公務員並に給与を下げよと言ってる。当たり前だ。1年経ってもそんなこともできない。それで、賠償のための資金1兆円を国にまた求めている。東電は自らの事を被害者と思っているのではないか?第一義的な責任は国にあると思っているように思えてならない。国の原子力行政の言われるがまま行なってきた結果生じただけで、責任は国にあるとでも思っているように思えてならない。
素人か!と言いたい。自ら引き起こした日本の危機に対する責任を感じているように思えない。
民間企業は会社の業績が悪ければ、一般社員がいくら頑張っても、給与はカットされリストラもされる。東京電力もそうあるべきだ。
私は福島第一原発の現場で働いている人は社員非社員の区別なく報酬を2倍くらいにしてもいいと思う。一方で東京電力の社員と退職者の年金などは一律3~5割カットすべきだ。それに耐えられないのであれば、すでにこの企業は債務超過で経営破綻状態なのであるから、粛々と会社を破綻させ国営とし(これなら国家公務員の給与になる)、必要な現場の社員を再雇用、そして、会社自体は東北電力や中部電力など他の電力会社に経営委託したらどうだろう?
国民は、そして、懸命に国際競争の中で懸命に頑張っている中小から大企業まで、東電の17%の電気料金の値上げに対して、何が何でも嫌だといっているわけではない。国家の危機である。きっと協力してくれるところも多いはずだ。
しかし、その前に東京電力はやるべきことをやってない。誠実さが社長からさえ全く感じられない。
先ずは、自らの処遇を正すべきだ。
それから、一般家庭に10%、企業に17%の値上げ、さらに1兆円もの追加支援を求めるべきである。
東京電力の経営努力について、国民が待てるタイムリミットは既に過ぎている事を忘れないで頂きたい。
東京電力に対して、国民は起こしてしまった、起きてしまった原発事故への怒りよりも、今やその後の不誠実な対応にこそ激しく怒っていることを肝に銘じて欲しい。
近年は運用資金にもはや廻すつもりもなく、顧客と契約を結んでいた。解約する年金基金への支払いに当てていたのだ。それは、年金を詐欺、詐取したわけだ。だから、AIJ投資顧問詐欺事件というべきである。消失したのではない詐欺したのである。
そして、国会の参考人招致で、元社会保険庁の石山という輩も含めて出席した3人とも、自らの責任も悪意も認めない。石山は私は運用実態を知らなかった、被害者だと言い張ったのである。知らないまま、中小企業の企業年金にAIJ投資顧問を紹介していた営業活動を行ったのである。
素人か?知らないで薦めた?
素人か!そんな責任逃れは小学生でもしない。
私は浅川の主張する1100億円ほどの年金基金をデリヴァティブで損したということ。
これも本当かと疑っている。
デリヴァティブでの運用…?
元デリヴァティブを行なっていたものとして申しあげたい。
どうやってそれほど損を出せるのか?
どうもどこかに巨額な資金を隠しているのではないかとも思う。
水増し数字を詐称し、顧客に報告、新規顧客を勧誘しながら、いつか返せるとか、悪意はなかったといいつつ、元野村証券のこの社長浅川は10年以上に渡って年7000万円の報酬を受けている。それ以外にハイヤーがついたり、好き勝手に使える交際費もあったはずである。
詐称の仕事をしつつ浅川は年7000万円尾報酬を適切と言い切り、自らの資産を穴埋めに拠出するつもりはないとした。
普通は顧客の元本の穴埋めにはつながらないが、自らと家族の資産をすべて差し出しますとするのが、せめてもの誠実さの姿だろう。それを浅川は堂々と拒否したのである。呆れ返るというよりもひっくり返る。
この男、詐欺とかウソという言葉の意味が分からないらしい。
しかし、こういう証券がらみの事件にはどうして、こうも元野村証券が多いのだろう。
大和証券や日興證券出身者の名前はあまりきかない。山一証券なんか皆無といっていいくらい。
もう一度、申し上げる。この浅川の1年の報酬は7000万円である。ちょっと計算してもらうとわかるが、この詐欺師、浅川は年間230日勤務したとすると、1日の報酬は29万円となる。
呆れ返る。そして、まだ現職なのである。ということは、顧客から金をだまし取った日も、騙すためのウソの数字を作った日も、この日の国会答弁も29万円もらったと言う事なのだろう?

証券等監視委員会は刑事告訴も含めて対処をすると1ヶ月ほど前に言っていた。
先ずは逮捕し、そして厳罰に処してもらいたい。そして、民事でこの輩の全財産を家族名義に換えたものも含めて没収してもらいたい。いや管理職以上全員を対象に損害賠償を求め財産没収すべきである。知ってか知らぬかは別として詐欺の手伝いをしていたのだ。給料をもらっていいはずはない。返してもらおうじゃないか!

しかし、怒りまくって腹がすいた。グリーンサラダ。おいしい叙々苑のドレッシングでナイスだ。僕は良く言うのだが、ドレッシングを100円といった安いもの使うのはバカである。1回買えば、何回も何回も使える。そして味が全く変わる。お金をかけるべきところである。叙々苑でグリーンサラダを食えば1200円とかしてしまう。ドレッシングは600円くらいで20回以上使える。
低カロリーでヘルシーで簡単に作れて見栄えもよい旨いグリーンサラダ。オススメだ。
グリーンで思い出したのだが、2月に読んだ緑の表紙の大ベストセラー「ジェノサイド」。面白いストーリーではあるが、正直、表現がくどすぎる。もっと削る事をすればいいのになあと思う。くどいのに人物描写は単純すぎてこちらはもっと深みが欲しかった。昔の冒険小説みたいだった。
もっとすっきりさっぱりの、グリーンサラダのようであって欲しかった。
このごろは、どうも女の書く小説の方が思い切りがいい。
男の書く小説の方にくどさが強すぎるのが面白い。
完全にいつもの感じの生活に戻った~。朝6時に起きてツイッターを開き、ラジオをRADIKOでつける。昔はチューニングで雑音だらけのラジオだったが、いまは本当に鮮明な音で聞けるようになって嬉しいなあと思う。コーヒーメーカーでコーヒーを作る。コーヒーが落ちるまでに、階下のポストに新聞を取りにいき、今日の「モーニングリポート」のネタを考える。7時にスタッフさんから電話が掛かってくる。若いスタッフは昨日の夜から詰めて番組の準備をしてきている。ご苦労さんである。
で、番組出演。終わって、朝メシ。基本はヨーグルトにジャム。トーストにしようかと思ったが、今日は蕎麦にした。東北のおいしい蕎麦を茹でて食らう。旨いぜ。9時に大野さんのラジオが終わる。今日は文化放送を聞きながら仕事を進める。いま進んでいる本の企画書をつめる。それから、金曜の番組の資料読みなどなど。
昼近くになって、出かけた。
昼メシにうな丼を食いたくなったのだ。最近ニュースで鰻が値上がりして大変だと報道される。報道されるから、あ、鰻食いてーとなるのである。で、鰻である。僕のよくいく三軒茶屋駅近くの鰻屋は奇跡的に値上げをしていない。ものすごく偉い。でも、鰻がどんどんしょぼくなって、相当哀しい状態になっている。この写真のような鰻を懐を痛めない価格で食いたいものである。他の用事を済ませ、図書館経由で戻る。
今日は暖かく春の陽射し系だったので、ベランダで資料を小1時間ほど読む。その後で、打合せで人が来訪。
金曜日のテレビの台本が送られてたので目を通す。その後、ブログの文章を書く。
夕方からブロードウェイで見ようかと悩んでいる芝居の映画版を見る。映画を見て筋が分かっていると芝居の理解度が3倍くらい増すのである。
今日は朝昼としっかり食ったので、グリーンサラダの夕食。
その後、ジムに泳ぎにいこうかなと準備していたら電話。テレビ朝日から、電話取材の依頼。
時間を約束して、泳ぎにいく。一度外に出たのだが、アミノ酸入りの運動前に飲む事にしているスポーツドリンクを飲み忘れたのでもう一度戻る。ごくんと飲んで、早歩きでジムへ。
泳いでサウナ、泳いでジャグジー。
戻って夜11時ごろから、テレビ朝日の電話取材。終えて、白ワイン飲みながら、今日録画したテレビ番組を見る。また、ブロードウェイの芝居のチケットをさらに一枚抑える。こんな1日でした。
ハワイ島から再びオアフ、ホノルルへ。ワイキキバニヤンというとこに宿泊。ここ、4日前に泊まったワイキキビーチマリオットよりは格が落ちる事になってるんだけど、コンドミニアムで部屋は広いしキッチンあるし、いいね。ひとつワイキキよりも奥まったところにあるんだけど、気に入ったなあ。仲間と来るんならこっちがいいな。


ホノルル入って、若い女の子はそのままショッピングタイム。それ以外は、先ずは昼メシ。コオリナリゾートというとこへゴー。そこにある「ロイズ」というレストランで、昼間から酒飲んで、こんな感じのメシとデザート。旨かったなあ。さすが巌、旨いもん知ってるな~。
ああ、俺が最初にハワイに来た時に泊まった地区に行った。あんときはJALがコオリナ地区に新しく開発したリゾートホテルを紹介する必要があったんだよねえ。そこがこんどはディズニーなんかが開発。
ミッキー、ミニーがいたりするんだけど、きれいなスプラッシュリゾートになってたよ。何かいろいろと買ってしまった。Tシャツがカッケーし、材質が良くてさ。そのままホテルに戻ったのだが、すぐに外出。最後の夕食は巌ファミリーがワイハに来るたびに最後の夜に訪れる中華レストラン「キリン」。






店の主人が巌のお母さんとかが入ってくると、「ああ、マダム!」とか言ってハグしたりするわけだ。そんで出るわ出るわ。
ホタテのベーコン巻き、北京ダック、アワビ、空シン菜、蒸し海老、伊勢エビ、黒ごまソースで和えたカニ、何か旨い魚、酢豚、チャーハン、デザート。まあ、俺なんかがそこそこ中華レストランに行くとメインで使うようなものが山ほど出てくるわけさ。いやあスゴかったなあ。
この店、日本の芸能人も御用達らしく、小栗旬が来た時には、その会話もバッチシ聞かれていて、まあ、ここには書かないけれども彼女のことを話していたらしい。モテル男の会話でざんすな。

ハワイ、いいとこだった。俺はホントに好きになったよ。
俺は高校までの友人とは友人になれると思ってたけれどもさ、大人になってから知り合った奴とも友達になれるんだって分かったな。
巌の命令。
頼むからゴルフやってくれって。
コナのグッドなコース廻ったらこりゃクソいいだろうな。ありゃ気持ちいいや。
波愛。
旨いもん食って、楽しんで、いいもの買って。
翌日、俺はみんなより少し早く帰る。
5時半には陽が登ったんで、ワイキキ海岸を歩いたよ。
ワイキキ海岸にはホームレスの人がいたり、ワイキキって人造海岸じゃないですか。トラックで砂を盛る作業をしてたりさ。
いろんなものを買ったよ。お土産山ほど買った。俺は人に何かあげるの大好きだ。いろんな人のことを思い出しながら買ったよ~

そしたら、遠くにロイヤルハワイアンが見えた。
ああ、内藤陳さんが愛したホテルだって。
陳さん、ハワイっていいっすね~ってつぶやいた。
だろ~って言い返されたような気がした。青空から。
陳さんに土産、買えないの。寂しいすよ。言い返したのに、今度は黙ってる。
相変わらずな人だ。
考えてみたら、俺ハワイにいる間、ほとんど笑顔だった。この瞬間はちょっとしんみりだったけど。
よし!また来ようっと。
というわけで、前の日記に書いてあったようにステーキ食ってからホテルに戻る。でも他の人達が戻ってくるのは夜10時。ショッピングセンターで買ったよ地ビール。昼間は俺は飲んだが友達は飲めなかったからね、。
ホテルのロビーはテラスがあって、そこで飲んだよ。いい感じだ~。友達の巌なんだけどさ、慶応を下からあがってきた奴で、性格が良くて、何か軽井沢の別荘にも呼んで貰って面白可笑しく家業をやってるんだろうなあと思ったけれど、ビール飲んで話をしたら、まあ、こんだけの歳になっただけのいろいろの苦労もあったりで、いつも本当に親切にしてもらって、俺が苦しいときとか一緒に遊んでもらって助かったりね。そんなのに、俺は何にも分かってなかったな。
ビール飲みながら、何かこいつが困ったら、ドカーンとやんなきゃなと思ったです。
大人のビール。
大人の男のビール。
いいもんです。それもハワイ島。パームツリーの向こうにさざ波が聞こえます。
16日、空港で借りたのは日産の4WD。
でも日本で売られていない車なんだってさ、1日2万円くらいだって、高いなあ。巌の仕事関係の人も何人か来ていて、結構大所帯。みなで16日の夜はベトナム料理。話を聞いたら、ミスサイゴンだったよ。ベトナム戦争の時にベトナムを抜け出て来たサイゴンの人。生春巻きも挙げ春巻きも旨かった。17日は、朝は「Ken」という地元のファミレス。これが良かった。パンケーキとオムレツが有名なんだって。朝からこんなに食ったの久しぶり!
そして、世界遺産「キラウエア火山」を観に行ったよ。ハワイ島は全体が火山の溶岩で出来た島みたいでさ。この亀君のいるとこ、砂が黒いだろ。黒砂海岸っていうんだ。長い年月かけて溶岩→砂になったわけだけど、そんなわけで真っ黒。1960年代の大噴火でまだゴツゴツ感アリアリの世界も広がっていて地球でこんなところみたことなかったぜ。
昼メシはロコモコが旨いって有名な「Shaka Restaurant」で食った。ロコモコって、ご飯の上にハンバーグ、その上に目玉焼き。そこにウマーイグレービーソースがかかってるわけよ、沖縄でもあるよね。旨かったなあ。一度ホテルに戻って隣のホテルのヒロハワイアンってホテルで夕飯だったんだけど、久しぶりに山ほど食ってもうパスって夜は抜いたよ。
翌日は俺と友達以外は、すばる天文台へ。☆の世界に浸ったわけ。俺と友達2人でハワイ島ドライブにスタート。
朝はロコモコ発祥の店
「cafe100」で再度ロコモコ。こっちはガストの目玉焼ハンバーガーライスに近かった。値段は2ドル95セント。値段も似てるね。味はコチラの方が旨いです。
19号線を通ってハワイ島のコナ側へ。絶景が広がります。途中、ホノカワって街で一休み。ここで「ホノカワボーイ」って映画が撮られたんだって。確かにいい感じの街だった。そこには「TEX Drive In」というマラサダで有名な店があって寄りました。マサラダってモチモチ揚げパンみたいな。確かに旨い。
そのあと、個人所有では全米一でかい牧場のパーカー牧場地区へ。そこで給油。そのまま、コナ地区へ。地元のコナコーヒーの農場を見学させてもらったり、リゾートのコナ地区でコナブリューワリーでタコス食ったり(俺は運転しないからビールも飲んだぜ)最後にはオバマ大統領ご愛用のコーヒーも買ったぜ。コナコーヒーのうちカウ地区のコーヒーが好きで、さらに銘柄も分かっていたのでいくつか買ったよ。
同じハワイ島なのに、コナ地区はメチャクチャ豪華なリゾートだった。天皇陛下も泊まったホテルも見た。
こんな感じでブラブラしながら、宿泊先のヒロへ戻ります。
帰る途中、早めの夕食はパーカー牧場でプライムリブのステーキを食ったぜ。アメリカ牛だけど、あんな気持ちいいところで育てられてる牛だけあって、日本の霜降りにはない肉らしい肉。ああ、旨かった。
3日目にハワイ島へ移動だ。ハワイアン航空でハワイ島のヒロへ移動。ANA発券したチケットでは荷物2つまで無料になってんのに有料だって。チケット見せても、ハワイアン航空の人は笑ってるだけ。まあ、ケンカしてもしかたないから、こっちも笑って払ったけどさ。何か気分良くないな。ANAどうなってんの?ANA故障中だな。
45分の短いフライトでヒロへ。友人は先にホテルに入っていてくれって言われたんだけど、50分後の次の飛行機で来るはずなので、本を読みながら待ったよ。バゲージクレームがもう道路と直結で何か田舎の空港って感じで気持ちいい。
エスカレーターから降りて向こう側がバゲージクレーム。このオレンジのベンチみたいなところで、ヘルシア緑茶と本を読みながら待ったよ。のんびりと時間が過ぎていくので楽しかったくらい。このオレンジのベンチの裏にはもうタクシーやらレンタカーオフィスとかがあってさ。いやはや。ハワイ島は、オアフと違った時間が流れているなあ。おほっ~い。ハワイの空気の良さがどんどん分かってくるぞ。
150ページの中編で友達の乗って来た飛行機は考えていたのよりももうひとつ後のそれで、90分待ったんだけど、これがちょうど読み終わったタイミングだった。読み終えたら、友達は目の前のバゲージクレームで荷物を取っていたよ。この日から3泊、ヒロのホテル「ヒロボルケーノリゾート」に宿泊。古いホテルだけれど海に面していて気持ちよかったよ。
読んだ本はこれ「地下の鳩」西加奈子。
大阪の夜で墜ちていく中年の男女の性愛の物語だ。本当の恋ってのはこういうもんだぜ。女らしい、でもキレイな女しかかけない乾いた感覚で男女の下半身を書いていく西加奈子っていいね。表現も秀悦。純文学だけれどテンポがあって、輪郭がはっきりした表現をしている。墜ちていく快感ってあるんだよな~。
読んでる間、ハワイ島ヒロの乾いた空気に浸りながらも、大阪の夜の男女の恋の墜ちてくだけの逃避行に心の半分が横跳びしていた。この小説、大阪の夜、それも夜で、雨の向こうにネオンが光ってる中での話でさ。そんな小説をここで読んでるのが不思議だ。何か不思議な感覚だった。なかなかいいんだ。
欧米人がリゾートのプールで太陽の下で、ペーパーバックの本を読んでる意味合いが分かった。この感覚、OK。
去年と違って今年は海外旅行にガンガン行ってるぜ。そんでも、最初は3月は日本に張り付くつもり?だったんだけども、正月に大学時代の友人である巌にハワイに遊びにいかないかって誘ってもらって。
どうかんがえても僕はハワイが会わない男。でも、今回ハワイが俺のこと好かなくても、俺は大好きだと分かった。ハワイ(波愛)好きだぜ。波愛。俺はそう呼ぶよ。これパテント取ったから勝手に使うなよ=波愛。最初にいったのは1994年7月。テレビのロケでいった。何がなんだか分からないうちに帰国。何しろ背広着てましたから。その後1月だった、漫画家の友人に誘われて正月に波愛に行った。友人はゴルフばかり。僕はノースショアの海岸でぼんやりしたり。ホノルルに戻って来たらヒルトンビレッジだったんだけど、雨だらけでアラモアナショッピングセンターに行ったくらいの記憶しかない。俺、波愛合わねえなと思った。
で、今回、15年ぶり以上のハワイだった。で、こんなに楽しいのかと思った。ハワイはひとりで行くところではないので、誰か誘ってまた遊びにきたいと思った。地上の楽園ってここだなと思った。ただし、金を持っていてだけど。15日の夕方、ANAで成田からホノルルへ。ビジネスクラスだったんだけど、いろいろと不都合だらけの機内で何かすっかり気分はブルー。ANAだと思ったけどANK。子会社の2軍装備だったんだね。シートは壊れてるし、フライトアテンダントの人も何か口臭が臭い人がスゴくいて驚いた。ANAとANKは違うと自覚したよ。
そんなブルーな気分で到着したハワイだったんだけど、ホノルルについたとたん気持ちよくなった。スピーディシャトル社の乗り合いタクシーみたいんで、ホテルへ。泊まったのは、ワイキキビーチマリオットホテル。いいホテルだったよ。写真はホテルのベランダから見えたワイキキ海岸。角部屋だったから空気も気持ち良く、持って来たシャルドネ冷やして楽しんだよ。
1日目は疲れていたからハメハメハ大王観て、昔のまま保存されている市庁舎観て、美術館観ておしまい。あとは、ホテルの部屋でゆっくりしただけ。ご飯も何も食べなかった。友達がやってきたら、メチャ食うの分かってから抜いちゃったよ~。しかし、気持ちいいね。サーフィンとかしたら、メチャ気持ちいいんだろうなあと思った。
翌日はホノルルで買い物三昧。これも、友達が来たらそんな時間はなくなるだろうからしといた。大正解。
お土産用にゴディバを山ほど。それから自分用にアルマーニエクスチェンジを山ほど。ジャケット2枚、Tシャツ5枚。それから、海岸線を観まくったよ。ダイヤモンドヘッドとか、ハナウマベイとか。俺、運転できないからカッコ悪いけどバスで。でもホテルのロビー出たとこにバス停があって、その23番バスに乗ると絶景なんだ。便利過ぎ。ロコの人とか観てると楽しいよ。この日は、アラモアナをぶらぶらして買って来たチキンサラダを食っただけ。明日から食うぞ~みたいな感じ。もうこの頃には波愛大好きになってたPーー
そういえば、地震のあとのセレブの寄付すごかったですね。
イチローが1億、久米宏が2億。
それを黙らせたのが
孫正義さんの100億でしたね。

太陽光発電の新しいシステムもいいなあと思った。
ところで、どうなったんでしょう?
僕には孫さんから金もらったっていう話を全然聞きません。100億円ってどう使われたのか知りたいなあ。
太陽光の発電プロジェクトはどうなったんでしょう?
2年目です。
そろそろ動き出してもいいんじゃないのかなあ。

佐藤治彦。ボランティア先を募集中です。
何回でも何カ所でも行きます。
手伝ってくれる人も募集中。口を出すんじゃなく、身体を動かし、可能な人は財布を開く人でお願いします。
気持ちいい仲間になれたら、一生友人として付き合いましょう。
あの日から1年過ぎた。
きっとこれからも、2年経った、3年経ったと言われるだろう。
そういう意味で、この日は年が新しくなるのと同じ。
3月11日は元旦だ。今は祝うのではなく鎮魂の元旦だ。
早く復興できて、祝う元旦になるといいなあと思う。
1年前の僕は午前中から、5月の芝居の稽古が夜にある日で、それも本読みということで、台本の修正をやっと終えて一息ついたところだった。驚いた。外に駆け出した。部屋に戻ると本が散乱。
テレビをつけて異常なことが起きた事を再認識する。そして、すべての番組が変わり…。稽古を休みにするとメールしたのは午後4時過ぎだった。

数日後、コンビニ、スーパーから狂ったように物がなくなってしまった。原発の状況に関して、アメリカを初めとする諸外国の発表と違いすぎると既存メディアへの疑いが広がった。
絆。
僕は絆っていうよりも、むしろ何か大事な絆が切れてしまったような気がした。
絆、絆って、僕は切れちゃったからみんながそれを再び取り戻そうとして言ってるようにしか思えない。
東北の人は大変だと思うけれども、「ことばだけの」絆なんかを当てにせず、政府の「形ばかりの」支援を当てにせず自分で地域で立ち上がった方がいいです。被災地の地方公共団体の首長さん、大変だと思いますが、国と霞ヶ関が言い訳できないように、もう少ししっかりしてください。きつくてゴメンネ。
でもね、冷たいわけでも悪気があるわけでもないです。だって、この国には金がないだけでなく異様な借金まみれの状況、そりゃあできることは本当に限られている。高齢化に格差社会が広まって、日本人ひとりひとりの懐も全くもって余裕がない。
日本中の人がいう絆にでっかい限度があること、分かった1年だったでしょう?
被災地以外の人にとっては、自分のそれまでの生活水準を維持しながら、被災地の人の生活を支援するわけですから限度があります。一時期は被災地のためなら増税やむなし、賛成という空気もあったですが、増税はいまは風前の灯火ですもんね。
そりゃあ、震災直後の生き死にの時と、本格的復興の局面で変わるもんです。
人間そんなもんでしょう。それに、被災してなくてもひとりひとりが生きるのに必死なんです。
まあ、堪忍して下さい。
でもね。そろそろ皆が忘れてしまうころだと思うので、僕は東北にボランティアに行きたいです。
僕のようなものでも役に立てるところがありましたら、連絡下さい。
佐藤治彦、日本男子としてお役にたちたい。
僕は今から20年以上前に、湾岸戦争のあとのイラクに仕事を放り投げてボランティアにいった男です。
日本は金は出すけど国際貢献に人をださないという風潮に頭にきて、行ってしまう男です。
歳は取りましたが、今でもハートは熱いです。
若い連中を引き連れて参上します。連絡下さい。
苦労した1年だったでしょうから、多少のわがままもどーんと引き受けます。
一緒に行く奴も募集。
なにぶん大きな矛盾を含んだものを書くことになってしまうことをご容赦願いたい。
今回は公立図書館のことについて申し上げたいのだ。日本ペンクラブ会員でもある僕は出版業界の万年不況に関してどうしたものかと思ってしまう。
子供の頃から図書館は便利で利用している。いまも利用している。本を書く時の資料集めの第一歩は図書館だ。図書館は知の原点だったり知の貯蔵庫だったりする。知の百貨店でも知の森でもいい。人類が積み上げて来た知ときっと感性も図書館にある。ローマ時代から図書館はそうした存在である。引越のたびに苦汁の思いで図書を捨てる。捨てないとどうしようもない。大作家や大金持ちでないので、図書だけの部屋を持つだけの余裕はないし、そのために書庫を借りたりするつもりもない。10年読まなかった本は読まないものだと思って捨てることにしている。幸いなことに捨てた本で、ああ捨てなければ良かったと思っている本もない。捨てるくらいなら図書館を利用する方がいいではないか?ということになる。で、利用するのだ。
でも最近の図書館に違和感を感じている。前に練馬にいるときには、最近のポップ歌手のCD、大ベストセラーなんかもおいてある。いまやダウンロードの時代だから、CDなどはダウンロードできれば、買わなくても音楽を存分に楽しめるわけだし、まあ、小説も1回読んだらそれきりというわけだから、図書館で借りるのもいいと思う。便利でエコで経済的だ。利用者にとっては…
家の近くの下馬図書館昔が懐かしい。僕の小学生のころには、貸本屋というのがあって、お金を払って本を借りたものだ。流行作家の本等はそこで借りるものだった。いまはそれがすっかり図書館になっている。ちなみに、僕も時おり利用させてもらったりする。今日も「下町ロケット」をやっと読みたくなって、図書館のデータベースにアクセスしたら、世田谷区全体で950人以上の人が予約待ちだということだ。それ以上に驚いたのは、世田谷区の図書館全体で「下町ロケット」を75冊も所蔵していることだ。世田谷区は予約ができたら1週間図書館で取り置き2週間で1回転する3週間というのが原則である。きちんと返してもらい、うまく廻ったとして、下町ロケットが僕のところに貸し出されるのは、おおよそ13回転してからとなる。つまり39週後。早くて年末。おそらく2013年ということになる。気の遠くなるような思いがしたことと、無料で読めれば、ずーっと先でいいってことかあって思った。
ちょっと調べてみようと「1Q84」を調べてみたら、2009年のBOOK1は通常版だけで85冊所属している。これ以外に、大活字版とか、ハングル語版とかいろいろと所属している。それらが未だにフル活動で貸し出されている。
超立派な世田谷区砧図書館(成城のそばだからね)ちなみに世田谷区の図書館の数は16館である。つまり同じ本をひとつの図書館で5冊以上もっていることもあるわけだ。これはちょっとおかしくないかなあと思った。貸本屋さんみたいだと思ったのだ。ニーズがあるから本を数多く置くってのは貸本屋さん。無料で公立の貸本屋さんみたいだと思った。これは公立の図書館の役割なのか?と思った。
塩野七生さんが、そういえば、フリーで書き下ろしの作家は、本を買ってくれる人がいることで支えられているとどこかの本で書いていた。僕の場合は、出版の契約をすると、初判は1万部といったこと、印税は10%といった契約を結んでもらう。これで、1200円の本であれば、120円×1万冊=120万円の収入となる。
塩野さんなんかは、年に1冊精魂込めた作品を送り出してきて、1冊2000円として10万部の初版だとして2000万円かあ。きっと半分は取材と資料代とかで消えていく。安すぎる。安すぎるなあと思った。
僕だって印税は安いと思うもの。もちろん、20年くらい前に初めて書いたときは嬉しかった。自分の名前の本が本屋さんにあって、それを見つけて喜んだものです。まあ、10冊目くらいからは、そのような感激はなくなってしまったけれども。今も出版の話は進めている。本を書く事は僕のようなものにとっては絶対に必要なものだから。
資料を買い求め(図書館だけでなく)取材に行き、必死になっておおよそ300枚の原稿用紙に文章を書く。僕にとっても本を書く事は決して割のいい仕事ではない。さらに出版社は印刷した時点で支払う義務もあって大変なのだ。そういうこともあって電子図書みたいなものもできてきているんだろうけど、ああいう印税はどうなるのかな?特に電子図書のみということになったらどうなんだろう?
もちろん本を書く事は金のためにやるわけではなく、書きたい事があるから書くってのが第一義だし、僕は者を書くことだけで生計を建てているわけでもないのでいいのだけれども、物を書く事だけで生計を立てている人にとっては死活問題だし、いよいよ大変な時代だ。
気軽に書いたツイッターやブログをそのまま本にしてくれるのならまだしも、例えば、売れたら幾らといったことになると、本を書くものにとっては収入源としてはますます厳しくなるのではないか?いろんなことを考えてしまう。
作家の中には、現在の公立図書館のあり方について疑問を呈する人が少なくない。多くの本が貸本屋のように貸し出されているために本を買う人が減る要因につながっているのではないか?という。本を買う人が少ないという事は出版社に入るお金も、巡り巡って作家などの著述者に入るお金も減る。
これは文化の破壊でしかない。けしからんというわけだ。そう怒らなくてもと思うけれども、著述だけで生計を立てているプロの書き手にとっては至極当たり前の主張でもある。
でもね、やっぱり図書館は便利なのだ。エコだし。
便利でエコ。それに本を買う金もかからない。でも、文化の創造者である出版社や著述者にも納得できる解決策はないか?
僕は思うのだけれども、これだけ財政赤字の時代なのだから、例えば出版されて5年までの書物に関しては図書館で貸し出すのは有料にするってのはないのかなあ?
例えば、出版後1年間は、定価の2割。それ以降は1割で5年目までってのはどうだろう?遅れた場合にはもちろん課徴金も取る事にして。それを出版社と著述者に分配するってのはどうだろう?
そう、カラオケのシステムと同じように。
本は印刷されないけれども、出版の文化も著述者の生活も守れると思うのだけれども。
それから、原則1図書館、1冊でしょう。同じ本は、やっぱり。おかしいでしょう。5冊以上ってのは…
友人の小説家から聞いた話だけれども、九州のある大手書店では、この本、図書館にいくと、いま7ヶ月で借りられますみたいな表示をして本屋で売ってるらしい。なるほどと思った。
僕も図書館は利用させてもらってますし、便利でいいシステムだと思うのだけれども、いまの形の無料の公立貸し本屋みたいな図書館はやっぱりちょっと違和感がある。ひとつの本を1000人の人が読んだとしても、出版社や著述者には1冊分の恩恵しかないのはおかしい。
借りている自分が言うのもなんだけど、ね。ほら大いなる矛盾をはらんだ文章でしょう。どう思います?
ちなみに、僕の著述は世田谷図書館には、全部で13冊所属されていました。最新刊は経堂図書館に1冊。
経堂図書館これで、自由が丘の人も予約をすれば、近くの図書館に送られて借りる事ができる。ま、これは健全だ~と思った。いまも借りている人がいます。ありがとさん。
あと、ブックオフってのも同様の問題を孕んでいるわけです。
図書館や古本屋さんと文化の創造者とビジネスが共存できる世界でありたいですね。
今年のテーマは要らないものを捨てる。一番要らないのは体重。あまりストイックにならない程度に、自らの食欲を捨てました。腹が減ると楽しい。ああ、いま身体に蓄積された余分なエネルギーが代謝され始めている。減ってる減ってると実感できるのだから。
あの、俺、狂ってるわけじゃありませんから。どうしてかっていうと、知性が食欲に勝ってるだけなのさ。まあ、聞いて下さいよ。
これをやり始めたのも昨年のNスペでサーチュイン遺伝子ってのがあるってことを知ったから。これ分かりやすく言うと、老化を防止する遺伝子なんです。生物学的には生物は死んで次の世代と入れ替わらなくてはいけない。
でもこちとら、そう簡単には死にたくない。
ここでちょっとお勉強。
老化を遅らせ、寿命を延ばす遺伝子が見つかった。「サーチュイン遺伝子」というその遺伝子は、特別な人でなくても、誰もが持っている。うまく働かせられれば、平均寿命は100歳を超える。
サーチュイン遺伝子は最初に酵母で見つかり、その後、ハエ、ネズミ、サル、ヒト、と、地球上のほとんどの生物が持っていることが分かった。動物実験では、サーチュイン遺伝子の働きを強めることによって、寿命が20~30%延びることが確認された。
「ミトコンドリアが出す活性酸素」「免疫細胞の暴走」など、老化をもたらす具体的な要因が最新の研究で分かって来ている。サーチュイン遺伝子がONになると、指揮者のように働いて、100近くの老化要因を抑える。その結果、肌、血管、脳など様々な器官が若く保たれ、寿命が延びるのだと考えられている。
この遺伝子、万人が持っているが、普段は眠っていて働かない。しかし、働かせる簡単な方法も分かった。それは、飢えること。腹が減る状況がしばらく続くとこのサーチュイン遺伝子がオンになる。つまり老化がストップする。痩せてるといいってこういうことなんね!さらにはサーチュイン遺伝子の機能を高める“長寿薬”も開発中とか。
ということです。でね、今年のテーマの要らないものを捨てるってのと、今後10年のテーマが、そこそこ若く元気なうちに人生を楽しむ!ってのもテーマでね。寿司屋やレストランに頻繁に行ったり、旅行したり、若者におごったりってのもその流れに沿ってるわけよ。
ユニクロ買うだけじゃなくて、もう少し洋服も買いたいなあと思うのだけれども、洋服あり過ぎで、もうクローゼットが満杯。そこで捨てることにしました。洋服を。どんどん捨てたい。でもさ、長年愛用した服には愛着もあるわけで、捨てる前に写真取ることにしたんですよ。最初のは、年末にいったイグアスの滝。ボートツアーでびしょびしょになるので、ニューヨークで買ったラルフローレンのラガーシャツを着ていった。で、濡れたのでボートを降りた時に捨てました。これ、そこそこしたんだけど、もう15年くらい前に買ったもので、実はちょっと肩のところに薄い赤いシミもあって前から捨てようと思ってたのに捨てられなかったのですよね。
こちらは5年以上前にロンドンのオックスフォードサーカスで買った海パン。長年愛用させて頂きましたが、1月にニュージーランドで新しいのを買ったことと、もうボロボロになりつつあるので捨てさせて頂きました。次に黄色いTシャツ。こちらもクビ廻りがボロボロなのですけれども、出演させてもらった宇宙レコードで公演用に作ったTシャツで生地も良くなかなか捨てられませんでした。こちらは2月のバンコク旅行中に捨てさせて頂きました。
最後のヘンテコミッキーマウスの服はジャージ系の生地で冬に家着で着ていたのですが、クビ廻りも破けて来てましたが捨てられませんでした。死んだ母が最後にくれた服でした。12年間着たから許してな。洋服っていろんな思いがあるから捨てにくい。でもさ、人間、とどまっちゃダメさ。新しくなっていかないと、死ぬまで新しくなっていかなくちゃ。そのためにも脱ごう。裸になろう。でも、脱いでも取っておくことが多いでしょ?。皆さんの場合は知らないけれど、俺の場合は捨てられないんだよねえ。思い出がある洋服を取っておいたためにクローゼットはいっぱいだし、押しつぶされそうだし、脱ぐだけじゃダメだと判断した。古い服は着心地いいからまた着ちゃうしね。だから捨てないと。捨てれば新しいものが必要で新しいものを探して、新しい出会いがあるのだ。人間脱ぐだけじゃだめだ。捨てないと。
そう思ったのでした。もうすぐ春だ。もっと捨てよう。そして、新しくなろう。
今日はシンプルに申し上げます。
もう2年以上やってるツイッターですが、本日フォロワーさんがやっと1000人を超えました。本当にありがとうございます。1000人を越えたら非公開にしようと思っていたので、そうしました。だってさ、公開してると本音も毒もね、吐きにくい。非公開にしたら簡単には読んでもらえないと思いつつ、でも面白そうな人には読んでもらいたいなと思いつつ、非公開にしたので、そんな俺の戯れ言、毒に付き合ってくれる人はhttps://twitter.com/#!/SatoHaruhiko フォローしてやって。目指せフォロワー1500????
僕は今でもケチだ。最近では、そのケチさに磨きがかかっている。
これがきれいな女が傍らにいて、カワイイ子供たちがそばにいたりしたら、全然違うのだろうけど、寂しい独り身だ。前にいろいろと関わりのあった某女史、この人の思想や考えはホトホトアレレで、言うことなすこと全部言い負かせていたのだが、ひとつだけ彼女が信念を貫いて僕に負けなかったことがある。それは20代の子供もいる彼女が言うに「佐藤さんは金があるに違いない」ということだ。
私は男の人と食事して自分で財布を出したことがありません。イモ焼酎で酔っぱらってもそう言っていたが、そう言われるとますます出したくなくなる。堂々と割り勘にした。このおばさんは、お金をタンと持ってるし。俺から誘った酒でもないし。おごるんなら若くて貧乏なアーチストに!。男も女も若いアーチストと決めている。
金を出せというと彼女は泣く。っていうか泣いてみせる。松田聖子の嘘泣きをそれ相応の歳の女がやる。ああ、女はいつまでたっても女だなあって感心はするが、金は出さない。
「だって、佐藤先生は、子供がいなくてソコソコ稼いだのだからそれ相応の資産があるはずでしょ」というのだ。正しい。そりゃ日本の平均貯蓄よりは持っている。だから?それは彼女に奢る理由にならない。
彼女は終電が気になったのか、しばらくすると舌打ちをして、財布から数千円だすと酔いから覚めていた。
彼女去ったあと。負けなかったぜと思うものの、自分はハタと気がついた。
俺は自分の持ってる金をきちんと使い切って死ねるだろうか?
よく節約し狭いボロいアパートで80何歳まで生き抜いた身よりもない人が死んでいた。それも貯蓄3000万円残して死んだ!なんてことが報道される。日本人は死ぬまで蟻。蟻のまま死んでいくのか~。キリギリスになれないのだなと思うのだ。
海外旅行にツアーで行くと、とっくに70歳を過ぎていて、もう歩くのも辛そうな人が参加している。何で10年前に旅行に参加しなかったの?かって思う。もっと若くて元気に観光できたのに。その上、旅行のあと、この10年間、その旅行の思いでを楽しめたのに…って。
俺、そのパターンは嫌だ。俺の稼いだ金を残して死ぬのは嫌だ。
だって、死んだら、国のためっていうか、野田首相にあげるみたいで、トクに嫌だ。
一応、妹もいるが、妹も独り者だし、俺以上にケチなので、どっちみち野田首相のものになる。
絶対に、嫌だ。

ケチな俺は気がついた。そりゃそうだ。金を使えるのも生きてるうち。
それも健康でそこそこ若いうちにもっと楽しまないと損だ。
ケチは損をするのが一番嫌い。
ということで、ケチな俺は金を使うことにした。何か変な論法だけど。
幸い近所に美味しい寿司屋を見つけた。っていっても大して使うわけではないが、そりゃあ、吉野家や120円の回転寿司よりは高い。270円の居酒屋よりも高い。
でも味はいいし、何しろ楽しい。
このところ、仕事仲間の女子たちを立て続けに連れて行った。一人は近くに住んでる放送作家で、僕が世話になった放送作家の久利さんとカンケリクラブにホントに良くしてくれる。それももう何年もだ。忙しくても駆けつけ女子ならではのことをしてくれている。本当はカンケリや久利さんに世話になって稼がせてもらった他に女は山ほどいるのだが、そういう女は見向きもしない。それがね。僕はこういう女が好きだ。人妻だけどね。旦那も知ってるけどね。だから感謝と友人としての愛情を込めて寿司でも食ぅわないか?と誘ったら喜んできてくれた。
パクパク食う女はいいね。ガンガン飲む女も面白いね。二軒目は行きつけの焼き鳥屋。そこは旨い酒はないのだが、ちゃんと店に合わせることもしっている。これが2月の20日
そんで27日もう一度。これは書く方の仕事仲間で、久々に会う。いろんなことを話しながらね。楽しかった。
何でこんなに一生懸命通ってるかって?
だって2月だもの。ニッパチは大変なんだよ。ビジネスやってると。
俺はね、せっかく出来た自分の居場所が潰れて欲しくないの。応援したいの。それもあるし、素敵な人と飲みたいし食いたいからね。出かけたのさ。旨い酒をさらさら飲んで、品(しな)のいいものをソコソコ食らって1人9000円也。店を出る時にはみんな笑顔。親父さんも、良く来てくれてって喜んでくれて笑顔。
慶応ボーイの自分はその愛校精神のため福沢諭吉先生を自分の財布の中に集める習性がありましたが、これからは、もっと世間の多くの方に観て頂こうと思います。金を使ってる自分は何かね、今まで以上に得をしている気分なのさ。この考え方、どこかで間違ってるような気もするなあ。
俺はケチなのか、バカなのか。
それが問題だ。
カッコ良くもないのに、僕は洋服が好きだ。それもきれいな洋服が好きだ。やってた劇団に美人の女の子がいると、海外に出かけた時にアルマーニとか買って来てしまう。

いや男子にも買ったぞ。アバクロも自分のためにも買ったが、芝居に出てくれる若い男の子や女の子のためにも買ったな。ジーンズなんかは、古くてボロボロになって価値があがるものがある。洋服って付加価値商品の究極みたいなところがある。生地自体は1000円くらいなのに、製品になると3万円なんてざらのはず。生地が製品になると、何か醸し出すものが出てくるから不思議だ。時に時代、哲学や思想を反映したりする。着る人を選ぶし、ああ、とにかく好きなのさ。
僕がユニクロに出会ったのは、1995年にプレジデントという雑誌に記事を書いた時だったと思う。まだ国道16号線で郊外型安もの洋服を扱っていた時代だったと思う。ジーンズのマルカワとかと同じコンセプト。当時、柳井さんにも会ったと思う。でもね、今から思うと当時の商品は好きになれなかった。原宿に基幹店を出す時には、当時レギュラーで出ていた深夜番組でも取り上げた。
ユニクロがフリースでブレイクしたのって10年くらい前なのかなあ。日本が不景気ということもあって、みんなが飛びついて、それまで売れていたちゃんとした欧米のブランドの商品が軒並み売れなくなって、ああ、どうなっちまうんだ。アパレルの世界は!と嘆いたものだ。ユニクロの服には思想がない。哲学がない!と嫌ったし、街中がフリースを着る様になって、何だこの21世紀の人民服は!、これって私は裕福ではありません!って宣言するような服だなあと思ったくらい。夢がない!。夢ってなに?
放送なんかでも、ユニクロ的な商品は良くないみたいな立場でいたんだ。敵状視察の思いで、僕自身は時にユニクロ店内に入るものの、逃げ出す様に帰ったものだ。
それが、この度、改宗しましたので、宣言し今までの無礼をお詫びします。はい、このシーズンからユニクロ教に入信しました。
きっかけは、昨年11月にやった芝居の俳優さんである平岩君に折伏(しゃくぶく)されたから。平岩君は見かけと違って体脂肪率10%以下の肉体の強靭で柔軟な身体を持つ俳優さんである。僕は他の芝居でも観たことがあったけれどもそんなこと全然見せない。彼はいつも黒いタイツみたいなものを服の下に着ていて、「佐藤さん、これいいんですよ。ユニクロのヒートテックのイージーエクササイズっていって…」と教えてくれ「是非是非、騙されたと思って一度使ってみて下さい」と言うのだ。それが心から出ている言葉と伝わると試してみたくなるね。1500円で買ってみたよ。
これがね、いいの。今も着てるんだけど、暖かくて身体を適度に締め付けてくれて、冬でも薄着ができるくらいの状況に持って来てくれる。洗ってもすぐに乾くし。あれから3ヶ月くらいしか経っていないのに、もう12枚くらい持ってるし、開けていない在庫もある。寒い時は2枚3枚重ね着しているくらい。
ユニクロのすごさは、自らを壊していくことだ。フリースも別にユニクロが発明したわけではないが、価格を破壊し、品質を破壊し(良くし)ていく。大ヒットしてしまえば、パテントがあるわけではないから、他が真似る。するとすぐに他のものに行った。さらに言わせてもらうと全部が大成功したわけではない。例えば、欧米の一流ブランドのジルサンダーとのコラボレーションは一部にしか受けなかった。注目を集めた990円ジーンズはもはや撤退している。100%カシミアセーターを6000円で売るという驚きの商品も2シーズンで辞めてしまった。でもそれぞれが新しい商品を作る上で必要なことだったんだろう。
このヒートテックは考えてみると、21世紀の下着っていうかステテコである。しかし、そこにさまざまな機能をつけたし、何しろ素材開発からやってるところがスゴい。僕、実はヒートテック自体は大したことないなと思ってるのだが、このヒートテックイージーエクササイズには感動してしまったのさ。
ここには思想も哲学も時代も反映されているから。こう書いて来て思い出したんだけれど、ユニクロってダメだなと最終的に思ったのは6年くらい前に宇宙レコードっていうところの芝居に出た時に、必要で買ったTシャツがフニャフニャで、すぐに捨てちゃった。フルーツオブルームやハインズのアメリカンプロダクツの頑丈さがそこにはなくて、こういうものをフニャらで作るのはダメだと思った。でも4年くらい前の年末。ロンドンパリでぶらぶらしてた時に、ロンドンでやたらとユニクロのショッピングバックを持ってる英国人が多く、へえ、ロンドンで受けてんのかな?と思って入ってみた。そこで出会った100%カシミアセーターは、5000円くらいで、5000円でカシミアかあ。買ってみよ。って思って買ったら、こちらは品質が良くて、まだ着てる。
話がずれた。長くなったので、まとめてみよーーー。言いたいことは……
ユニクロの自らの成功体験に安住しない姿勢は素晴らしい。それこそ、日本の製造業が2000年代になって忘れてしまった姿勢だからと思うのだ。いまやユニクロは安売りの会社ではなく、きちんとした哲学や思想がある企業なのだ。
3月にある仕事のために最近は日本の製造業に関する本や資料を読むことが多い。読んで考える。考えて次の本を選ぶ。そんな毎日。日本が高齢化社会に入り消費が延びない。金のあるシニア層は何か欲しいとか思ってないだろう。洋服やカバンだって若いときの様にはいらないし、家具もいらない、家電もいらない、iPhoneだって要らないんだろうな。これじゃ消費は伸びない。毎日普通に過ごせればいいやくらいなのかもしれない。興味があるのは健康とかか。そこには金を使うんだけれども。僕はどうなんだろう?まだジジイじゃないぞ。若い時に頑張ったからちょこっとの金はある。でも、俺だって確かに使わないな。
「3丁目の夕陽」という映画が人気だ。確か3作目。拝見したことがないのだけれど、高度経済成長時の不便→便利になっていく過程は良かったなあ。人の心も暖かった。みたいな映画だと思うのですが、この前観たNスペ「ヒューマン、なぜ人間になれたのか」で人間には貧しいとお互いを助けるホルモンみたいなものがあるらしい。種として生き残るためには生物は何でもするんだなと感心。もうひとつこの番組に言わせてもらうと、藤原竜也は舞台はいいけどなーーである。でしょ?話を戻して、あの、だんだん貧乏から脱する快感も味わえる高度経済成長時代。いろいろと不満はあったけれど、日本の家族には目標があった。それは、節約し家族一丸で頑張らないと買えないものがあったということです。そして、それを獲得すると生活が一変するくらいのものだった。テレビ、冷蔵庫、洗濯機である。そのあと、炊飯器や掃除機が入ってくる。僕が物心をついたときには全部あったけれども、炊飯器が壊れるとガスで炊いたりしておこげが出来て上手かったな。そのあと、3Cといわれる。カラーテレビ、クーラー、車 となる。車以外は今や学生が少しバイトをすれば買えるものばかりだが、当時は月賦、分割払いで買うのが主流。こういったものが売れると国内消費で経済はどんどん延びたわけだ。
そのあと、デジタル3種の神器となる。2000年代ね。もう簡単に買えちゃうし、日本経済も規模が大きくなり、経済を大きく引っ張るような商品ではない。デジカメ、DVD、薄型テレビ(デジタル放送対応テレビ)だからね。ここいら編になるとみんながみんな欲しい商品ではないよね。薄型テレビくらいだと思うなあ。
今の3種の神器は何か?中年の男にとっては、これだな。先ずは薄くなった髪の毛にホントに効くのか?リアップ×5 これは発毛に効くらしいミノキシジルが従来よりも5倍入ってるらしい。7400円なり。これを買っちゃうんだよな。はげても仕方ないけど、抵抗はしたいわけよ。次はナイシトール。これも4000円くらいするんだけどさ、メタボの腹回りを何とかしてくれるって。それから、ご存知「ヘルシア」。あの350ミリリットルで189円だからね。高いよね。毎日1本飲んだら5670円。

バーゲンで買わない、買えない、これが新・3種の神器だ。結局健康関連だな。俺も。それがさ、この前、ツタヤで雑誌の立ち読みしてたら、ヘルシアの特徴である高濃度茶カテキンが原因と疑われる肝臓障害がカナダで報告とかあって毒茶とまで書かれていて、これはサントリーの黒ウーロン茶もダメ!みたいな。金払って身体悪くするんじゃしょうがないよね。まあ、お茶や薬で痩せようというのが甘いんだよね。カロリー摂取と運動をきちんとすることだよな。当たり前のことだよな。
僕はいままで為替リスクを取るのをできるだけ避けて来たのだが、これだけ日本がだめだと、ちょっと不安に思って来た。全資産の30%くらいは外貨建てにしたほうがいいなと判断した。いまは日本国債に相当の金額を突っ込んでいるが、この前買った復興国債以外の満期があと数年でくるので、それに合わせていろいろと考えようと思う。
日本の個人資産は1300兆円とか1500兆円とかあった。いまや高齢化社会で、貯蓄率が急速に落ちているわけだが、
本来は、日本経済が低成長になっても、世界が資本主義なのだから、本来は有り余る金をかつてのバブルの時の道考えても糞高いマンハッタンの古びたビルや、名ばかりで弱り切った企業買収ではなく、これからの成長センターに投資し、その配当益、キャピタルゲインで行きていく高等遊民国家になるべきだったのだ。その選択さえしてしまえば、もっと楽にこの危機を乗り越えられたのに、と思うのだ。










