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もうすぐ万物の法則の根源が明らかになるかもしれない。そう思うと、僕らの生きている時代は面白くないか?自分の生きている時代に、実はそういう知的な挑戦がされていたのだとすると、そういう挑戦を意識しないでいるということは何か恥ずかしいことじゃないか?
でもその分野の学者じゃネエし。そんなとこで辞めたらつまらん。
何がいいたいかというと。
テレビがつまらないと云う人もいるが、それでも目を凝らしているとメチャクチャ面白い物に出会うことがあるということだ。
NHKがこの数年で作った数学の番組がそれだ。
昨日のNHK特集で放送したもの。
素数と原子や宇宙の根源との関係をいったリーマン予想。150年前にドイツの数学者リーマンは、不規則性しかないと思われた素数は、実は円というこの世にある完璧な形を示すπと関係があることを示した。素数は円と何らかの関係があるというわけだ。それが、さらに進んで、リーマンのゼータ関数ζ(s)の複素零点の実部はすべて1/2である。という予想を立てる。何のことやら分からないが、テレビによると、ゼータ関数のゼロ地点はすべて直線上にあるということらしい。そして、そのゼロ地点の間隔と原子核との関係に同質性があるといったことが偶然にも見つけられる。
こんな普段の生活では皆目関係ない数学的な話をテレビはいとも簡単にひもどいて教えてくれる。それが150年前から、パソコンがない時代からの数学者たちの追い求めて来た物のひとつなのだときくとワクワクする。
単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である。もう少し分かりやすくいうとこうなるらしい。3次元物体にかけた輪ゴムを一点に縮めることができるのは(トポロジカルな意味での)球面だけだ。何のこっちゃと思う定理であるかもしれないが、このポアンカレ予想は、宇宙の形状を証明することにまで広がるものだと知ったとたん、とてつもないことが、自分の同時代に挑まれているのだと思うとワクワクし、長生きしたいと思ってしまう。それが、今では失踪してしまったロシアの数学者ペルリマンによって証明されたという話。23日にハイビジョンで再放送されるらしい。2007年に制作されて、何回も何回も再放送されている。私は今年の春に見た。
そして、そういったことに完全な無知な私をテレビはいとも簡単に結びつけてくれるのだ。

ポアンカレ予想を解いたペルリマン。ただし、懸賞金の100万ドルは拒否。うーん謎だ。

どちらも、素晴らしいナレーションをしたのが、SETの小倉久寛さんというのも見続けたひとつのわけなのかもしれない。すごいなあ、NHK。
ポアンカレ予想もリーマン予想もアメリカの研究所が100万ドル懸賞金を用意したミレニアム懸賞問題のひとつだという。これは、まだ解き明かされていない数学上の7つの命題らしい。
そのひとつがポアンカレ予想で解き明かされたが、あと6つは未だだ。テレビで二つはみたがあとの5つはどんなものなんだろう。調べてみると次のようなものらしいが何のことやら?????ぜひテレビで分かりやすく教えて欲しい。
P≠NP予想 (P versus NP)
ホッジ予想 (The Hodge Conjecture)
ポアンカレ予想 (The Poincaré Conjecture)※グリゴリー・ペレルマンにより解決済
リーマン予想 (The Riemann Hypothesis)
ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題 (Yang-Mills Existence and Mass Gap)
ナビエ-ストークス方程式の解の存在と滑らかさ (Navier-Stokes Existence and Smoothness)
バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想 (The Birch and Swinnerton-Dyer Conjecture)
きっと書いてることメチャクチャなんでしょう。でも、そういうことがこの世にあるって知ることがメチャクチャ面白い。